PERFECT STRANGERS / DEEP PURPLE | 沼 Note

沼 Note

家族のエピソードやハードロックへの思い入れ、戯言を書いてます。
出会い系業者のさくらコメントが目障り。コメントは承認制にしています。

deep-purple

内容(「CDジャーナル」データベースより)
ヘヴィメタでなくハード・ロックの頃を彷彿とさせる王者の復活。この音を聴くと相変らずグループが続いてきたかの如く錯覚する。リッチーのギターも,I.ギランのヴォーカルも,I.ペイスのドラムも皆同じだ。彼らがロックの王道であり続ける証拠でもある。


*********以上引用********


日中は考え事もあって静かに静かに聴いてましてね、そうりゃ~、どぉぉんっといきたかったよ。だけどさぁ、まだお客さんと協議が終ってないしね・・・・・・協議の結果でボリュームの大きさも決まるってもんだ。うん。


5時だぁ、5時になってしまった。


ニヤニヤ?  ふっふっふ・・・・


何とか良い方向に決まったぞ。


会社に電話連絡をして、そりゃカセットを装着しましたよ。


んっ?!  聴こえないな。 


えぇっと、巻き戻しをして・・・・・・・・・・・・ボリュームを上げちゃえぇ。



低く音量を抑えたハモンドオルガンが流れ出した。ディストーションは軽めだが嵐の予感がする。

チェロ(?)がはまって来た。映画ジョーズの如く、危険な香りが営業車内に漂ってきた。身の危険を感じざるを得ない。

徐々にではあるが、しかし確実にハモンドオルガンの音量が大きく立ち上げってきた。それに付従うようにディストーションも深くまとわり付く。

鼓動を呼び覚ますようにシンプルではあるが、確かに聴いていた・・・・覚えのあるベースが鼓動とシンクロする。

チェロ(?)の旋律が重厚さを増してきた。


PAiSTE の一撃が俺を襲う。クリスタルのような煌びやかで、現世界を包み込んでしまいそうなシンバル音の広がりの中、半開きのハイハットが波の様に揺れている情景が脳裏に蘇る。


往年のうねりを再現しつつあるハモンドオルガンのロータリースピーカー。

そして、うねりの絶頂に楽曲の始まりを告げる合図  ドンッスカタンドンッ! これは紛れもなく・・・・


本当に復活したのか?

8年間待ったのか?


ギターとハモンドオルガンのリフのユニゾンが美しい。


やがて復活を知らしめる第2期声の主が参入する。ハーモニーが洗練されている。


ここに完全復活を発表する。1984年の出来事である。




待つことの喜びを教えてくれるアルバムである。