ちょっと、知恵袋的なお話を致します。
本籍の話なんですが。
これ、知っているのと知らないとでは、将来えらいことになると思ったので
皆さんに、披露しておこうと思います。
まず、私の人生ってけっこう引っ越しをしていまして。
だいたい7年周期。
今の住所は7年目。…そろそろ引っ越したいかなって
そんなことはどうでもよいのですが。
実は最近、古い書類の整理をしておりまして。
私は2歳の頃のある住所の、証明が必要になったんです。
私は、その住所に住んでいた記憶がなくって。
そこはとても短期間で、住民票をおいていたかどうかも定かではなかったんです。
で…
その必要な住所が「大阪府A市B町1234-5」だとするでしょ。
で、私が知っている私の住所は「大阪府A市B町1234-6」という
1番違いなんですが。これがだめなんですね。
私の免許の本籍地は「大阪府A市B町1234-6」だったんです。
で、最近「東京都」に移しました。
原点に戻りますが。本籍地って移動し放題で。根拠がなくて大丈夫なの知ってます？
実在する住所ならおっけーらしくって。
以前、ある犯罪者が
東京都千代田区1-1だったことがありました。
これは皇居の住所です。
そんでもって。
本籍を移動した私の住民票の記録は、新しい本籍地にデータ移動したんですが。
全部はついてこないらしくって。
で、前の本籍地に戸籍の附票ってのを請求すると「大阪府A市B町1234-6」に本籍があった間の
私の住民移動の変遷が出るらしいのですが。
それは、さよならして5年が限度だと言うではありませんか。
※自治体によっては、もっとおいてる場合もあるらしい。
なので、私が本籍地を移して10年たってから
前の本籍地に、「附票ちょーだい」って言っても出ないらしいのです。
つまり、平たく言うと。過去の履歴が出せなくなってしまった。
幸い、私はまだ「記録が残っている」期間内だったのですが。(まだ請求してないんですが)
消えちゃうとこでした。
市内・区内で本籍移動しても。たぶん問題ないと思うんですけど。
私の場合。
大きく遠隔地なので、あせりました。
あと、結婚すると本籍地って変わりますよね。
入籍したところになるから。
注意してください。
本籍って、変えない方が良いものらしいですが。転勤族の方なんかは住民票とセットで動かした方が
何かと楽なんですよね。
結婚の場合は、なんの疑いもなく本籍地を変えちゃいますよね。
で、結婚して名字が変わって。親子関係を証明したいときに何もないってこともあり得ます。
鈴木さんとか。佐藤さんとか。高橋さんはとくに注意してください。
同じ名前の人が多いと、証明がさらにたいへんです。
(もっというと佐藤さんがいっぱい住んでる地域なんかは、もっとたいへん)
だけどこれは、相続のときなんかに大きな問題になる事があるそうです。
お父さんが生命保険に入っていて。
お父さんが亡くなって保険金をもらおうと思ったら、加入時の住所を証明する資料がないってことになります。
我が家の場合
母は、生まれてからずっと同じ市内に住んでいるので。母が生きているうちに母の附票をとっておこうと
思っています。きっと私も「子」で載ってると思うので。
今回は、そんなに細かい証拠追求をされなかったことと。
私が田中さんとか山田さんでなかったこと。
それと、最初に先方に
「住所が違うんです」と言われたときに、向こうが言う前に
「ひょっとして「大阪府A市B町1234-5」が必要なんですか？」と私が先に口に出したこと。
その住所についての細かい補足が出来たこと。
などで、許してくれました。
一回、請求して見たください。
戸籍の附票。
自分自身、すごく興味があります。