たまには自らあくせくしない旅行もいいのでは?という思いで、出発前の手配は必至でやったけど、現地行ったら人任せプランの旅行をしてきた2月の話(笑)。
2/10~2/12まで、伯母と京都旅行に出かけました。
一日目。
京都駅が近づくにつれ雲行きが怪しくなり、到着したころには完全に雨
やっちゃったね(笑)。
とりあえずホテルに荷物を預けて軽くランチして、初日の現地ツアーへ。
集合場所は地下鉄二条城前駅。
ここをスタートして、江戸幕末時の幕府側関連の跡地を巡ります。
えぇ、徹底的に幕府寄りです(笑)。
でも、個人的には半分以上は知ってる場所だったり、解説だったり(^_^;)
深く探ろうとすると、やっぱり個人で詰めるか、本当に好きな人たちの集まりに出るかしないとダメですね(笑)。
福井藩邸跡、橋本佐内の屋敷跡(図面があるからあったのは確かだけど、建物が残ってたわけではないのでどのような屋敷だったかは不明)、二条陣屋(予約すれば見学可能。今回は時間がなくて外観だけ)、神泉苑、東街奉行所跡、六角獄舎跡、武信稲荷神社などを巡り、最終的に二条城へ。
京都のガイドさんにしては珍しく、慶喜さんを「けいき」と言ってたのが気になりました。
ただ、地元の人はたとえ音読みだとしても必ず“公”や“さん”をつけるので、やっぱり地元以外だとそういう扱いなんだなぁ~と甚だ不満です(笑)。
地元の人にとってのお殿様は、たとえ世間の評判がイマイチであってもやっぱりお殿様なんですよ。
だから、そこは敬意を持ってほしいですよね。
先日、ブラタモリでタモさんが鹿児島へ行った時もやはり斉彬公には地元の方たちは公をつけてましたね。
余談ですが、斉彬さんは好きですよ。でも、その弟は嫌いです!
さてさて、京都は主要観光地はほとんど外国人で埋め尽くされていますが、こういったマイナー(?)な名所はとっても静かです。
ぶっちゃけ、日本人でも来なさそうな感じですけどね(笑)。
本当、最近の海外からの旅行者はすごい。
もともとが島国で多国籍ではないお国柄もあるんでしょうけど、こうしてどんどん訪日客が増えていく状況になかなか対応しきれないのが現状ですよね…。
もう昔のように情緒的な風情を楽しむのは難しい気がする、最近の京都。
ハイシーズンだと宿泊さえままならないし…(でも、ホテルは過多だという噂も)。
とまぁ、それはそれで。
初めて二条城の周りを一周しました(笑)。
裏門って言うんですかね、あそこから慶喜公は大阪へ向かったそうです。
ほとんど開くことがない門で、門柱には門番さんが書いた落書きがいっぱいあるそうですよ。
見てみたいですね。
かつては徳川将軍家をはじめ時の権力者がその所有者となっていた二条城。
明治期以降はお役所として使われたりもしたそうです。
京都のガイドさん曰く、「京都は府庁も市庁もず~っと間借りの生活が長かったんだよ。」と(笑)。
確かに(笑)。
二条城内にはやはり外国人観光客がたくさんおりました。
一般的なお城ともまたちょっと違うけど、150年前まではこの状態でごく普通に当たり前に人々が活動してたんですよね…。
150年ってなんだかついこの間のことのようです。
それにしても…雨がやみません(笑)。
困った困った。