耳成で予定外に時間も体力も使い果たしてしまったこの日。
当初の予定は“大和三山を歩く”でしたが、とうてい無理な話です(笑)。
でも、せっかく八木まで来たんだし、何処かへ行こうと立ち寄ったのがおふさ観音 。
先客が数人いたけど、あっという間に貸切状態になりました(笑)。
山号は十無量山、観音寺が正式名称。
小房(おうさ)町にある観音さま=おふさ観音。
でも、お寺ではこんな話が伝わっています。
かつて、このあたりには鯉ヶ淵という池がありました。
ある日、【おふさ】さんという名の娘が池の端を歩いていると、目の前に白い亀の背中に乗った観音さまが現れた!
そこで、おふささんは池のそばにお堂を建ててこの観音さまをお祀りしたそうです。
開祖は妙円尼。
もしかすると、このおふささんと同一人物かな?
こちらのご本尊は十一面観音さま。
そして、お庭にはバラ園があります。
雨が降ったりやんだりしていたので、お庭の薔薇には雨粒がいっぱいです♪
まだこれからなのもあれば、
今が盛りと咲いているのもあり、
色もいろいろ、形もいろいろで、心が癒されました。
裏には円空庭と名のついたお庭や茶房もあり、ゆっくりと寛げる静かなお寺です。
少し歩けば飛鳥川の畔。
川沿いは桜がいっぱいで、ちょうど葉が紅く色づいていました。
花が満開の頃にはもっと賑わうのでしょうね。