おそらく、ちょうど台風が通過した直後かと思われます。
どうにか出社したら、休暇取得の所属長以外みんな出てきてました(^_^;)
オトナですね・・・・・・。
あわよくば休んでやろうと思った自分にちょっぴり反省します。
さてさて。
そんな台風接近中の最中、
昨日は会期末が近づいていたのでオルセー美術館展に出かけてきました。
正直、西洋絵画の評価はわかりません。
ピカソとかゴッホとか、絵なのかなんなのかもわからないくらい。
今回の展示作品は、モネやマネ、ドガーなど、それなりに名前も作品も知ってる方たちばかり。
気に入った作品もいくつかあったけど、やっぱり難しかったな。
で、まぁ、その前に腹ごしらえってことで。
いつものお店で秋の特別懐石(#^.^#)
マツタケづくしのお食事を頂いてきました。
先ずは、松茸酒。
先付には視覚でも味覚でも楽しめる秋がいっぱい!
松茸と鱧のしゃぶしゃぶが碗代わり。
松茸の歯ごたえとよく滲みたお出汁がたまりません!
お刺身には鰈と、別皿で鮪と雲丹としま鯵。
脂の甘い食べごたえのあるお刺身でした。
と、ここで炊き込みご飯の仕込み。
釜炊きで松茸の炊き込みご飯を炊いています。
反対側では焼き松茸の準備。
今からこの松茸を調理長が目の前で焼いてくれます♪
部屋中に炭火と松茸のいい香りが充満して、興奮気味(笑)。
めっちゃ美味しかったです!
マツタケ食べてる~ヾ(@^▽^@)ノっていう実感が沸々と湧いてます!
続いてはこちら。
子持ち鮎と松茸のフライ。
今年は稚鮎を頂いていなかったのでこれは嬉しかったですね。
松茸もフライにすると食感がふんわりしてるんですよ。
ここで松茸はしばし休憩。
美濃吉名物のすっぽん饅頭と、
りんごを飾り切りして器に仕立てたアワビの酢の物をいただきました。
このりんごはもちろん食べられます!
そして、炊きたての松茸ご飯♪
京風の赤だしのお味噌汁と一緒にぱくっ(^◇^)
おこげを掘り起こして食べましたが、さすがに食べきれないのでお持ち帰り。
今夜のお夕飯にまたいただく予定です。
デザートは季節のフルーツと定番の葛きり。
薄茶をいただいてこの日のお食事はこれにて終了。
ちなみに。
この日の御膳にはこんな漢詩がありました。
不昧公こと松江藩主松平治郷の詩だそうです。
ずっと気になっていて仲居さんに意味を聞いたら、
わざわざどこかからFAXで返答してもらったようで(^_^;)
お手数おかけしましたが、こういうとっさの対応をしてくださるのも老舗料亭の良さかと思います。
大瓢顔飲(だいひょうがんいん)
三碗盧歌(さんわんりょうか)
雨吾所好(うご このむところ)
此外無〇(このほかにまさるものなし)
[最後の一文字が変換できませんでした…。]
意味は、
質素な東屋で 雨の後 一汁三菜で大瓢箪の酒を酌み交わし語り合う
これにまさるものはない
とのこと。
なんとも不昧公らしい詩ですね。
一汁三菜からは程遠い豪華なお食事でしたが、目も舌も心も体も大満足の秋のひと時でした。