実は僕 家でカエルを
飼つてゐる
夕立来るも 鳴かないカエル




ストレートで素朴で、
その情景を一瞬にして思い描くことが出来る!



12歳の少年のつくった歌。




最近、万葉集とか上代文学に触れてるから、
ひねったり裏があったり…単純明快じゃないものばかりで(笑)。


こういう素直なお歌が陛下の御心に留まった事が何だかとても微笑ましくて嬉しい。




そう言えば…。

古代にもいたよね~。
ぜんぜん二重三重の意味をかけることなく、パパッと自分の気持ちだけで歌を詠んだ皇子さまが。


あの頃は、この手の作品だと「下手くそ」だったなんて(;一_一)



時代は変わりましたね~。




詠み人の少年にとって、きっと忘れ得ぬ一日となったことでしょう。
彼の未来が希望でいっぱい輝きますように…。