11月の旅行記が、まさかの年越し(w_-;
この後に富山があって、また奈良らん♪なのに…。


というわけで、ちゃちゃっと秋レポしちゃいましょう!


岡崎神社のすぐ横の細い道をてくてく進むと、突き当たりは金戒光明寺。

日夏詩


黒谷西門です。

紅葉で有名な山門に比べ、こちらはひっそりとしていて、お墓参りの方やご近所のお散歩コースにでもなってそうな雰囲気です。

日夏詩




ここの門をくぐってすぐにあるご夫婦に出会いました。


「あんたさん、今〇〇通りから来たの?」


と尋ねられたのですが、通り名が頭に入ってるわけはなく、聞かれた通り名もすぐにわからないくらいのダメっぷり(w_-;

とりあえず、「岡崎神社からきました。」と伝えると、それでわかってくださったようでそのまま西門をくぐって出て行かれました。

永観堂の帰りにも、南禅寺の手前で「南禅寺の夜間拝観って何処ですか?」って聞かれましてね(笑)。
「南禅寺は夜間拝観はしてないけど、永観堂は綺麗ですよ。」とお答えしたものです。

京都で道を聞かれるって(^^ゞ
一応観光客みたいなスタイルで歩いているんですけどねぇ~。



夏にも来た金戒光明寺ですが、今回は秋の特別拝観がお目当て!

NHKで放送された『お仕事ハッケン』で芸人の徳井さんが手がけたお庭と、阿弥陀堂の阿弥陀さまを拝見させていただきました。


本堂内部については今回は省きますが、個人的にはこちらの吉備観音さまがけっこう好きです。
十一面観音さまでもなく、千手観音さまでもない、特殊なお姿の観音さまなんですよ。


では、さっそくお庭へ行ってきましょう!


おぉ。

夕陽が当たって…なんていい雰囲気なんでしょう。

日夏詩



お庭は自由に散策できるようになってまして、お部屋の襖や屏風などはボランティアの方がいろいろと説明をしてくださってました。


ここからが紫雲の庭。

日夏詩


切り取ると広く感じないかもしれませんが、左側には山、右奥には庵があり、けっこう広いお庭なんです。

日夏詩




こちらが徳井さんが手がけたエリア。

日夏詩


左右に分かれた人生の道筋が、ある一点でご縁を結び新たな人生を歩み出すっていうイメージらしいです。



それにしても、お寺のお庭はこのようにちゃんと手入れをしていても、自然なままに自由に草木が息吹いてるようにも見える。
そこがプロの職人さんの腕の見せ所なんでしょうか。

我が家の庭は、だれがどう見ても何のお手入れもしていない、文字通り自然なままの放ったらかしのお庭です(笑)。



お庭を散策してる間も、相変わらず雨が降ったりやんだり…。
いい加減疲れてきたので、散策を早めに切り上げて阿弥陀堂へ。


阿弥陀堂は豊臣氏の寄進で再建されたとのこと。
堂内の真ん中にど~んと阿弥陀さまがいらして、四方の柱を四天王に見立てた作りになってて、静寂の中で祈り奉げる贅沢な空間でした。


閉門間近な時間だったせいか、堂内は職員さんしかいなくて本当に静か。
心の声が直接阿弥陀さまに届いているような不思議な気持ちになれました。






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金戒光明寺 

〒606-8331

京都府京都市左京区黒谷町121
℡)075-771-2204