鞍馬寺はその名の通り鞍馬山にあるお寺です。
かつて、清少納言が『枕草子』で記した“近くて遠きもの”の例えとして、この鞍馬寺の九十九折の参道が挙げられています。
今は、この九十九折の参道をひとっ跳びで超えられるようにケーブルカーが運航中♪
いいですねぇ~、楽チンでしょ?
でもね、このケーブルカーに乗っちゃうと、多宝塔には行けても由岐神社には遠回りになっちゃうんですよ。
仁王門も戻らなきゃだし。
なので、あえて今回は多宝塔はゴメンサイして、仁王門と由岐神社へ向かいました。
九十九折の参道は登りの方が辛いのかな?
下りも結構きつくって、写真撮るのも忘れました(笑)。
山門手前で撮った唯一の写真。
この奥の方にケーブルが走ってるのかしら?
山門には緑の紅葉が覆いかぶさり、秋の紅葉を想像するには十分な美しさです。
軽く10分は歩いたでしょうか?
ようやく由岐神社の境内が見えてきました。
鞍馬の火祭で有名な由岐神社。
今年もちょうど一か月後、10月22日に催行予定ですね。
大きな松明が掲げられる勇壮なお祭りです。
ご祭神は大己貴命・少彦名命、そして八所大明神。
境内には末社も多く、商売繁盛や縁結び、子授け&安産、火難除けなどのご利益があるとか。
地形に沿った境内は、縦長(って言っていいのかな?)上に、奥に…といった造り。
狛犬ちゃんは重文だそうです。
立派なご神木もありました。
そして、こちらも重文指定になってる割拝殿。
大神神社なんかもこの形式なんでしょうか?
イメージとしては、清水の舞台の小っちゃい版!って感じ(笑)。
下からみるとかなりの高さですから…。
吹き抜け部分になってる真ん中の通路の屋根部分。
凄く立派な造りでちょっと興奮しちゃいました(笑)。
さて、由岐神社からさらに山を下ります。
山肌には何か所も湧水があるらしく、このように小さな滝とかがありました。
今回の旅は、最初から最後まで“水”ですね(笑)。
ようやく鞍馬寺の仁王門が見えてきた!
いやぁ~。
思えば貴船神社からここまで、けっこうな道のりでしたわ。
裏側の方が紅葉のかぶさりがいいですね(笑)。
こちらにも狛虎ちゃんがいます。
仁王門には仁王さんがいますが、ちょっと網が邪魔だったので撮影パス!
石灯籠と朱塗りの灯籠の並びは、どちらかというと神社ちっくですよね?
正直言うと、こちらから参拝された方が体は楽かと思います(笑)。
もちろんケーブルを利用して…。
鞍馬駅から仁王門まではすぐですし、駅では鞍馬の大将天狗さまがお迎えしてくださいます!
・・・が。
逆から来たせいか、私は思いっきり道を間違えて駅から遠ざかってしまいました(笑)。
一本逃すと20分くらい待つのかな?
慌てて駅に戻るとちょうど出発間近の車両がホームに!
気づいた駅員さんが私の為にちょっと出発を遅らせてくれまして、急いで切符を購入。
さぁ、改札へ…と向かった瞬間、待っててくれたはずの車両は出発しましたΣ(~∀~||;)
あれ?
待っててくれたんじゃないの
出発遅らせたのは待っててくれたからじゃないの
じゃ、何でわざわざ待っててくれたの
けっきょく、次の電車を待って鞍馬を出発!
…いったい何だったんだか(^^ゞ
隣の貴船口までは数分の距離。
歩くと軽く1時間はかかります。。。
でも、帰りは鞍馬でほぼ満席になってしまうので、貴船口から乗ると終点までほぼ座れないと思ってくださいね。
さてと。
京都駅までのんびり帰りましょ♪
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
由岐神社 ★
〒601-1111
京都府京都市左京区鞍馬本町1073
℡)075-741-1670