先週末。

無事に弟②が大学院を卒業しました。


思えば、私が実家を離れた頃は未だランドセルを背負った小学生で…。

いつの間にか中学生になり、高校生になり、大学生になり。
気がついたら成人して、来月から社会人ですって!


弟たちが通った高校はとってものびのびとした学校で(弟①も同校でした)、良い友人がたくさん出来たようです。

地元の大学に進学したせいか、弟の家はいわゆる『たまり場』と化してましたが(笑)。
実家にもよくお友達が泊まりに来てました(手土産持ってくるあたりは最近の男の子なのかな?)


私が電車(正確には汽車)で通った以上に遠い高校までの片道約16㎞を、気合と根性で自宅からチャリで通いまして…。
久しぶりに会うと、日焼けして真っ黒、太ももがパンパンで、まるで競輪選手みたいになっててびっくりしたものです(笑)。




そんな弟②は、根っからの末っ子気質。

共働きでしたから、まだオムツが取れない時期から保育園に入れられ、今思うとちょっと可哀想な気もしますね(私も通った保育園なので、先生方も勝手知ったる仲でした)。

私は小学校の下校途中に、ランドセルを背負ったまま何度も迎えに行きました。

ある日、ランドセル無しで迎えに行くと、『若いお母さんねぇ~。』って言われ、深く傷ついた覚えがあります(-"-)




懐かしいですね。

弟①も物凄く手のかかる子だったけど(今でも扱いに困る時があります)、弟②も小さい頃はけっこう困らされました。


心に残る最大のエピソードは、弟が確か小学校に上がったばかりの頃。


庭の片隅に物置小屋があって、何か悪い事をして怒られるとそこへ入って反省させられるシステムが我が家にはあったのですが、ある日何かをしでかした弟②もそこへ入れられたわけです。


私や弟①は、泣いて喚いて許しを請い、それなりに反省して30分~一時間程度で出してもらえるのですが、弟②は1時間すぎても一切泣き声がしてこないんですよ!


そこで、心配になって母と様子を見に行くと、


『ぼく、枕がないと寝られないから。枕もってきてくれない?』

って言うんです!!!


『出来ればお水もあるといいな。』

っておまけつきで…。





私も母も呆気に取られ、

『明日の朝までそこにいなさいっ!』

って激怒してました(笑)。






そんな弟も、今週から富山県へお引っ越し。


初めての事がいっぱいで、きっと心細いこともあるだろうけど、富山の方々にお世話になって、楽しい社会人生活をスタートさせてもらえればと思ってます。

富山県の皆さま、宜しくお願いいたします。




こうなると、家族揃って過ごす時間が以前にも増して貴重に感じますね。