(続)博多弁講座。全国共通弁的、関東弁翻訳の巻 | 滑走少年の横滑り☆奮闘日記

(続)博多弁講座。全国共通弁的、関東弁翻訳の巻

たかが前に書いた記事の翻訳解説なだけなのに、題名長くてサーセン(;^_^A

さて、サクッと訳して解説していきましょー!

はたして、皆さんの訳はどれくらい合っているかな・・・(・ω・?)


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  前回の記事を読んでいない方は、

        コチラからバック↓

      『峠の博多弁講座』の巻

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走り屋同士の山で会った時の挨拶から始まるばぃ!


A『うい~っ』

→これは“ウィ~ッす”と同義ですね^^

時間が夜の峠なので、詳しくは、くだった感じの“こんばんは”かな


B『お、来よったね』

→『お、来たな?』が正しい訳。

『来よった来よった!』だと、『来た来たーッ!』です


A『おぉ、すーすーすーね;』
→注釈に車から降りたとあるように、

これは外に出た時に“思わず漏れた一言”です^^

文末に“ね”が入ってるから、相手に向かって、

『肌寒いですなぁ~』というのが○。ぼやいた感じですね^^


B『おやおや、つやにー』
※↑BがAの車を指差して言ってます。
A『くらすよ(^^*)』
B『しゃあしか(*^^)』
A『したらきやい(`▽´)』
B『はっはー!』
A『俺・・・ふーたんぬるか;』


→一気に6行まとめて訳しますが、関東弁にすれば以下↓のようになります^^


B『あれま、良いやつ(車)だな~』

A『いやいや、お前こそ(笑)』

B『んな事ネーよ~(にやにや』

A『じゃあ(一緒のに)走っか?』

B『OK!(良いぜ!)』

A『でも俺・・・遅いんだよなぁ;』


こんな感じ^^

場面や指示先によって、言葉が指す意味が変わってくるのですが、今回で指されてる物には()で囲んでおきました


では、次。

次もまとめて、いってみましょー


・・・

そして走り出し、軽いバトルへ・・・

A『しもーた!』

ガッチャーン(ぶつかった音)

B『ひゃー;タレかぶっとるバイ、どげんな?』
A『そげんなか;』
B『バンパー割れてるけん、てれーと帰りんしゃい』



関東訳↓


A『しまった!(しっくた!)』


B『うわ~; 酷くぶつけたな、お前(体)大丈夫か?』

A『たいしては・・・』

B『バンパー割れてるから、ゆっくり(速度)と帰ってけよ』


→タレかぶっとる。の“たれ”は、バカタレ!の“たれ”と同じ働きで、接続されてる言葉を強めるモノ。だというのを頭の隅に覚えといて下さい^^


たまに“しもーた”を関西弁とゴッチャにして、

“似非関西弁”を吐いてる人を見るのですが(-"-;A

正しくは、

関西は“アカン”、ついでに関東は“イカン”。


そして、 餅の上には、みかん



今回、こうして博多弁をご紹介しましたが、

実は現地でだと、“博多弁使用地区”と称した地域どうしでも、

ワードや組み付け方で若干の違いや取り方の違いがあります;

また人によって“九州弁”と、一つにまとめる方がいますが、間違いです!;

言葉の基本骨格が、全然とまではいかなくとも違います;


福岡弁と博多弁は一緒でも、これらと北九州弁には違いがあるとです;

同じ関西でも京都と大阪じゃ違う。これと同じっちゃ同じだね;


さて、しれっとナンパ編を訳してませんが・・・


自主規制とします。訳したらあまりに不謹慎だww

・・・方言が分る人が見たら、笑うか苦笑いか、はたまた“もっと良い落とし文句がァンだろが!”と喝を入れられるのだろうか・・・。


今のところ、喝はきていない(汗



では(。・ω・)ノ゙