Dusty-I 「光と影」 | MINORITY REPORT special issue electronic edition

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Dusty-I「光と影」




 



  本来、生きていくうえで目を逸らしてはいけないはずの光と影。



 そんな日々の理想と現実の葛藤の中から発せられた純粋無垢な叫び 



 



 普段、どれだけ光に隠れがちな影の部分を意識できていたのだろう?



 ふとそんなことを考えさせられてしまうのがこの「光と影」である。



 それほどまでにラッパー・Dusty-Iがこの時代に生きる一人の人間として感じていることを飾らない言葉でありのままに吐き出している。 



 しかし、そのリリックはシンプルでありながら深みがある。



 「何を伝えようとしているのか?」と疑問を持って一言一言に集中して聴いてみれば、決して現代に生きている自分自身とかけ離れてはいないテーマであることと決して他人事には感じられないことに気づくだろう。何度も繰り返し聴き込んで自分自身に置き換えてみれば何処かで共感できる部分を発見できるはずである。



 シンプルな言葉選びでありながら、それほどにもメッセージ性がある。



 そして、そんな等身大の自分自身をさらけ出したありのままの言葉には重みがある。



 



 



 「影から眺める光は美 光から眺める影は痛み



  どっちが欠けても成り立たない 間に合わない 先は長い」



(収録曲「光と影」より)



 



 光があるから影はある。生きていくうえで光に影はつきものだ。



 客演は一切なし。だからこそDusty-Iのありのままの光と影が濃く、そして純粋に表現されている。


Non×Society 篠原拓郎



 





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Dusty-I
/光と影」N×SR-0001 1,000






1.証~solo ver



2.愛国である故に哀国



3.NIGHT
WALKING




4.光と影