奈良国立博物館第66回正倉院展~正倉院正倉 【高槻川添教室】 | 高槻市川添の学習塾SCOT 高槻川添教室・SCOT高等学院 スタッフブログ

奈良国立博物館第66回正倉院展~正倉院正倉 【高槻川添教室】

先月行った京都国立博物館の京へのいざない第1期に続いて第2期も行こうと思っていたのですが、諦めて(豊臣秀吉像や秀吉の陣羽織が見れたのですが・・・)奈良国立博物館の第66回正倉院展に行ってきました 



奈良国立博物館
京都国立博物館と違って人気アトラクションのように人が並んでいて45分待ちと表示されていましたが、ほどなく入れました。





博物館内は撮影禁止なので正倉院展のチケット

左が鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ)に描かれた女性でです。聖武天皇が愛用した6枚1セットの屏風で4枚が出品されていました。寝室に飾っていたらしいです。

右が桑木阮咸(くわきのげんかん)です。円形の胴にさおがついた、4本の弦を持つ楽器です。弦をはじくばちが当たる部分には松の下で囲碁を楽しむ人たちなどが描かれています。胴の後ろには東大寺と書かれていて、寺の法要で使ったと思われます。世界で正倉院に2つ残るだけの貴重なものです。




衲御礼履(のうのごれいり)
爪先が反り上がり、先端が2つに分かれた靴で聖武天皇が752年、東大寺大仏開眼会で履いたものとみられています。表面は赤色に染めた牛革で内側は鹿革を使って、金線で縁取りしています。



東大寺南大門
学校の教科書やスコットのテキストにも載っています。

正倉院展開催中は土日も観れるということで1番の目的の正倉院正倉を目指します。


その前に南大門といえば金剛力士像
修理をするというニュースをこのブログでも紹介しましたが口を閉じた吽形(うんぎょう)像の方は見れました




東大寺大仏殿

今回は大仏殿は外から撮影しました



大修理を終えたというニュースを知ってから楽しみにしていた正倉院正倉

この正倉院正倉は朝廷の監督下に東大寺によって管理されてきましたが、1875年、宝物の重要性に鑑み内務省の管轄になり、現在は宮内庁が所管しています。宝庫は現在、正倉以外に西宝庫、東宝庫があって宝物はこの両宝庫に保存されています。ともに鉄筋コンクリート造りで空気調和装置が完備されています。



興福寺を望む猿沢池




興福寺五重塔

興福寺は中臣(藤原)鎌足の子の藤原不比等が厩坂寺を現在地に移して興福寺と称しました。五重塔は730年、不比等の子で聖武天皇の皇后である光明皇后の発願で創建されました。



柳川中はテスト前になりましたが、中2生は赤の太字で示した用語は今回のテスト範囲のものもあります。今日もスコットや家でテスト勉強を頑張りましょう



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