信濃諏訪を訪ねて その18「魔境?!尖石遺跡」


尖石縄文考古館をじっくりと見学した後、考古館の名前にもなった尖石遺跡へ足を運びました。

尖石遺跡は、1942年9月23日、史跡名勝天然記念物調査会総会が開催された時、国の特別史跡として指定されました。

尖石遺跡が特別史跡になるまで必死に発掘を続けてきたのが宮坂英弌(ふさかず)氏で、貧困や家族の相次ぐ死に直面しながらも、次々と成果を挙げた結果です。

1945年8月に終戦を迎えた日本ですので、その状況を考えると、相当の苦労があったことと思います。



その尖石遺跡の名前の由来となったのが三角錐の形をした安山岩で、通称「とがりいしさま」です。



【尖石】



【やまねワールド】NRC自然療法研究所/セラピースクール「シーズ」/所長山根康児ブログ




画像を見てのとおりそんなに大きくはない石ですが、その下はとてつもなく深くまで続いていて、氷山の一角のようなものだと言われています。

というのも、その真偽を確かめるためではなく、この石の下に長者の宝物が隠されているという噂を信じて根元を掘った者がおり、その日の晩に熱病にかかって死んでしまったということで、今ではそれを調査する者がいないそうです。

とても興味深い話ですが、さすがの私も発掘は控えたいと思います。

興味深いというのは、「巨石の下」に「長者の宝」というパターンが全国に見られるからです。

いずれにしても、いつのものかは不明ですが注連縄が取り付けられ、また「とがりいしさま」という呼称からして、畏敬の念をもって祀られてきたのは事実です。



画像は三角錐を南側から撮影したものです。

この面は他の2つの面よりも凹凸が激しいので、ここに意味を見出そうとする人も居るようです。

つまり、これは何かを刻んだものではないか…と。

絵かも知れませんし、文字のようなものかも知れないとの推測のようです。

アカデミックな世界では、この当時には文字は存在していないということになっていますが、ひょっとして…などと想像してみるのも面白いものです(笑)。



尖石は尖石縄文考古館から数百メートルも離れていないところにありますが、尖石に近づくにつれて縄文考古館を見学していた時とは違う感覚がありました。

これは私の感覚ですが、なにやら異変を感じる、落ち着かないものでした。

…と、足の裏に痛みを感じたので、サンダルを脱いで見ると、親指の付け根がパックリとヒビ割れ、血が滲んでおりました(汗)。

まさかのヒビ割れなので絆創膏などもなく、携帯していたハーブチンキ剤でとりあえずヒビの応急処置としました。

偶然だと考えたいところですが、意味があるとしたら一体これは何?

足の裏がジンジンしておりましたので、早々に退下致しました。



つづく









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