『過渡期は「AS」に氣をつけよう その2』

前回　に引き続き、

　A（アヤしい）
　S（スピリチュアル）

について、述べてみます。

自分が思うに、「AS」を
チェックするポイントは3つ。

⒈　人相などの第一印象。
　　本人が、幸せそうかどうか？

⒉　法外な金額を要求してこないか

⒊　人の悪口や、
　　不安にさせることを言っていないか

今回は、⒉　の

法外な金額を要求してこないか

ということについてです。

まず、「法外な」というのは、
いったいどのくらいの金額からを言うのか・・・

これは、
人それぞれの価値観にもよりますが、
簡単に言うと

「ん！？」

と思う金額でしょうか。

・・・あら、
簡単すぎる？（笑）

一般的には、

・生活に支障をきたさない程度

・常識の範囲内

ということになるかと思いますが、
「常識の範囲内」も、人それぞれ。

ちなみに自分は、

「違和感」

を1つの目安にしています。

例えば、
かなり前に話題となった

「霊感商法」

数十万円の壺を

「先祖供養のために」

などと勧める商法ですが、
これなんか、まさに
「違和感」満載です。

「消防署の方から来ました。
　お宅の消火器、
　そろそろ買い換えませんか」

という商法もありました。

この人、

「消防署の方（角）」

から来ているのであって、
けっして

「消防署員」

ではないんですよね（笑）

これも、

「何となく・・・」

という「違和感」
をキャッチできたら、
簡単に見分けることが
できるでしょう。

ということで、
「法外な金額」の目安の1つは

ちょっと抽象的だけど、

「違和感」です。

＜　「布施」という考え方　＞

誰かに、何か（ものやお金など）
をあげることを、仏教的に

「布施（ふせ）」

と言います。

仏教で言うところの
「真の布施」は、

次の7つの要素が
入っていないもの
のことだそうです。

1　随至施（ずいふせ）

「ください、ください」と、
あまりしつこく乞われるので、
断りきれずにする施し。

2　怖畏施（ふいせ）

それをしないと、
どうも具合の悪いことに
なりそうだ
と、恐れてする施し。

3　報恩施（ほうおんせ）

かつての恩に
報いるためにする施し。

4　求報施（ぐほうせ）

いま施しをしておくと、
きっとお返しがあるだろう
と、返礼を期待してする施し。

5　習先施（しゅうせんせ）

習慣であり、
先例があるから
といってする施し。

6　希天施（きてんせ）

その功徳によって、
来世は天界に生まれたい
と願ってする布施。

7　要名施（ようみょうせ）

自分の名声を
高めるためにする施し。

　参考文献　「みんなほとけの子」
　　ひろさちや・すずき出版

「真の布施」の考え方。

これも、なんとなく

こころにとめておくと、
「法外な金額」
の目安の1つになりそうです。

＜「お金」の　か　は、
　　感謝の　か　＞

ミラクルアーティストの
はせくらみゆきさんは、
「お金」について、
次のように述べています。

「お金の　か　は、
　感謝の　か。

　お金の　ね　は、
　価値の　ね。

　だから、お金というのは
　感謝の値なんです」

「感謝の値がお金」

そう考えることでも、
「法外な金額」
の目安が、なんとなく
ついてくるかと思います。

そうそう、インドでは、
お金持ちが、

「お金やものを
　分け与える義務」

があって、

それを受け取る側は、

「お金やものを
　分け与えてもらう権利」

がある、という考え方が
根づいているのだそうです。

だから、受け取る側は、

「お前の義務を
　果たさせてやったぞ」

という態度でいることが多いとか。

外国人は、これに
時々腹を立てるそうですが（笑）

先ほどの
「真の布施」
という考え方でみると、

貰ってくれる人が
何だかとても
尊く感じられてきます。

お金を支払う時には、

「施させてもらう」

という謙虚な氣持ちで。

これも大切な

「お金」との向き合い方

だと思います。

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「なんとなく・・・
　という、違和感」

「真の布施7つの条件」

「お金　＝　感謝の値」

「施させてもらう
　という、謙虚な氣持ち」

こうしたことを、日々
なんとなく心がけていたら、

　A（アヤしい）
　S（スピリチュアル）

を遠ざける「直感」も
自然に磨かれていくように思います。