腹八分目でも満足するコツ | 鳴海周平の 「こころとからだの健幸タイム」

腹八分目でも満足するコツ


 
長寿の人に共通する習慣として
「満腹まで食べずに、空腹感がなくなったら箸を置く」
ということがあります。

健康長寿の理想像として人気者だったきんさんぎんさんも
茶碗七分目に装ったお粥をひと口残し、
常に腹八分目をこころがけていました。

「腹八分目で医者いらず。腹六分目で老いを忘れる。腹四分で神に近づく……」
というヨガの教義や
「人は食べる量の四分の一で生きている。後の四分の三は医者が食う」
というエジプトの遺跡から発見された言葉からも、少食の効用がわかります。

「良いことなのはわかってるんだけど、なかなか難しいよね……」
と言っているあなた、大丈夫、心配ご無用です。

腹八分目を無理なく実行できるコツを紹介しましょう。


<腹八分目でも満足するコツ>

・ 大皿から直接取って食べずに、都度小さめの皿に、少なめに盛る
 様々な実験から、皿に盛りつけた量の四分の三が消費される、
 というデータが出ています。
 つまり、入れ物の大きさによって食欲も変化する、ということです。
 大皿からではなく、小さめの取り皿に少量ずつ盛りつけるようにします。

・ 意識的にひと休みする
 ひと口ごとに箸を置いたり、必要なものを手の届く所から離したり
 することで、少し時間をかけることを意識します。
 「満腹中枢」が 満腹を感じるまでの時差を縮めることができます。

・ 野菜類から食べ始める
 血糖値が穏やかに上がるため、生活習慣病の予防にもなります。

・ なるべくゆっくりと、よく噛んで食べる
 よく噛む効果は想像以上!
 お勧めは、ひと口につき30回以上噛むことです。

・ 氣の合う誰かと一緒に食べる
 誰かと話をしながら食べると、食事量は減少します。
 会話を楽しんでいるうちに、満腹中枢との時差が縮まるようです。


腹八分目が習慣になると、睡眠の質が変わり、肌もきれいになってきます。

からだも驚くほど軽くなる、健康・長寿の秘訣です。



参考文献『あなたに贈る食の玉手箱』(ワニ・プラス) 星澤幸子・鳴海周平 著




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