みなさんは P10型 プリメーラに
乗ったことは あるだろうか
ハンドルを 切れば 切るだけ 曲がる FF
それまでの FF車の 概念を
覆してしまった P10は
あの当時の 日産で あれば
当たり前のように 世に 出てきた 感じさえしました
なんせ
R32スカイラインから 始まり
Z32 S13や 180SX
そして GTRの 復活
とにかく ポテンシャルの 高い スポーツカーが 多く
P10 プリメーラの 性能が 高すぎるくらい 高くとも
不思議と 当たり前な 感じが していた ものです
さて
先日 リフレッシュ点検を 受けられた
この P10プリメーラ
R32と 同世代の クルマですから
当然 足回りの ブッシュは 痛み
P10 の 特色でもある
フロントマルチリンク サスペンションも
大きく 性能を 落としていました
前にも P10 の リフレッシュは 行って いるんですが
まだ 部品が 揃いますので
リフレッシュ作業が 可能で
まずは サスペンション リフレッシュを 行っていきます
P10プリメーラの サスペンションは
フロント側は マルチリンクサスペンションを 採用
まるで BNR32GTRの ような 部品構成を しており
これが プリメーラの 評価を 押し上げた 要因の ひとつです
ベース車両の コンディションも 良く (無事故)
リフレッシュ作業を 進めれば 進めるほどに
まるで 新車と 見紛う ほどです
そして 欧州車風な セッティングが なされていますので
エンジンマウント系統も 交換していきます
エンジンを 降ろして
漏れ始めていた パッキン関係は 交換
エンジン内部は 相当に きれいです
キレイに 出来そうな ところは
サンドブラスターで 清掃
この当時は まだ
クラッチに ワイヤーを 使用して いましたので
そうした 部位まで 含め クラッチの 交換
エンジンも 消耗品の 交換を ほとんど 行います
低走行では あるんですが
低走行であれば あるだけ
傷むところは 山ほどありますね (・∀・)
エンジン側の 作業も 完了し
車体に 載せていきます
最後に 4輪アライメントの 調整をして 完成!
納車の 際に
サスペンション リフレッシュ 一式 P10バージョン
車両の 整備部分を 確認していきます (^_^)
さて
皆さんも 気になると 思いますが
リフレッシュを 行った P10は いったい
どんな 感じになるのか
ボクの インプレッションを 書いてみたいと 思います (個人の主観)
まず 驚いたのは
新車の頃の P10に 完全復活!!
これね (笑)
大げさだと 思うでしょ (笑)
これがまた 大げさでも 無いんですよ (笑)
あの 硬さまで (笑)
完全に 再現できてるんですよ!
しかも うるさくないんです!
エンジンまで
ある程度 作業したのも 良かったんだと 思いますが
ビックリするくらいに 低速から 速いし 乗り味も イイ!!
僕ね
完璧に 思い出しましたよ
新車の頃の P10! ( ´艸`)
まさに そんな 感じなんです
しかも フルノーマルで リフレッシュ しましたんで
足回りが 完全に 勝っており
まー 楽しい事 楽しい事 (笑)
コーナリングは P10の 例の あれで
今となって 考えてみれば
電子デバイスなしで この FFコーナリングですからね~。
凄い クルマだったんだと
今更ながらに 感慨深いです
BNR32と 同じような
サスペンション形式での リフレッシュですから
当然 それなりの 金額が 掛かっています
しかしながら オーナーさんは リフレッシュの 道を 選び
ボクも それで 良いと 思いました (^_^)
理由は それで 購入できる 現代のセダンと 比較しても
P10プリメーラの 魅力が 大きいからです
オーナーさんも それに 気がついているから こそ
リフレッシュ点検を 受けられ
リフレッシュの 道を 選ばれたのだと 思います
ここまで あの当時の P10 に 戻ったんなら
マフラーとか 入れちゃっても 良いんじゃないですか (笑)
これが ボクの 納車の時に
オーナーさんに アドバイスした ことの ひとつです (笑)
今となっては
どの クルマにも 似ていない P10プリメーラ
これからも 大切に していって 欲しいですね ヾ(o´∀`o)ノ
PS
オーナーさんから 年賀状を 頂きました
素敵な 新年 1日目と なりました (*´ω`*)