人権活動と意識の脆弱さ | 社会の窓

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思いついたこと、よく分からなくてトモダチに聞きたいこと、日々の近況など書き留めておいています。


シリアの独裁政権の行為は非難されてしかるべきであるが。このような事態を引き出したのは、国際社会の利害の絡み合い、国益からみあいなど、石油など資源欲しさにこのような事態を引き起こす政権の維持に協力してきた勢力の責任も重大なのである。日本国と日本人もその責任を負うものであると考える。
資源やお金は必要だが人間はどうなってもかまわないともいうべき経済活動優先の人権意識に低さにある。人権活動も国際連合や国家によりどころをおいた組織の活動であるばあい、国益やスポンサーの利益を優先して、同盟国国家の人権侵害は人権問題ではないとする組織や団体もあり。これは国連オブザーバーなどの大規模な組織に顕著である。人間の尊厳をもっとも重視した、人間と人権を中心とした意識と行動をもたねばならない。それを怠ってきたわれわれひとりひとりにも責任がある。
福山克也 2012年 1月