こんにちは、Fineメンバーの木村 史子です。
12月4日（日）今年度最後となる
「Fine祭り2016 全国おしゃべり会special」in福岡を開催しました。
会場は博多駅ほど近い大博多ビル。残念ながら、この日の博多は朝から雨…。
それでも、お足元の悪い中、遠くは岡山や広島、九州各地から、たくさんの方々が集まってくださいました。
いよいよスタート、まだ緊張感が残る会場では、
NPO法人 Fineの紹介の後、第1部、
Fineメンバー2名が自分自身の不妊体験をお話ししました。
病院に行くのが怖くて、なかなか始められなかった通院
タイミング療法で夫婦生活がギクシャクしたこと
妊娠できない自分がポンコツに思えて苦しくなったこと
治療の末の流産で茫然自失になったこと
人の妊娠が喜べない、妊娠した人と一緒にいるのがつらい気持ち
そんな自分自身が好きじゃなくなってしまったこと
治療を優先して仕事を辞める決断をしたこと
etc…
Fine認定 不妊ピア・カウンセラーの私は、
この体験談を担当させていただきました。
参加者の方々からのアンケートでは、
「1人じゃないと心から思えました。」
「同じ思いをしている人がいるとわかったのはうれしかった。」
「思わず涙しちゃいました。発表ありがとうございました。」
などのコメントをたくさんいただきました。
不妊治療中って、心の中でたくさん叫んでいたり、たくさん大粒の涙を流します。
さらに、辛いのは、その気持ちを分かちあえないこと。
体験談を、聴くことで、「授かれない気持ち」を会場にいる皆さんもスタッフも一体となって感じ、共鳴し、共に涙を流しました。
心の奥にしまいこんでいる傷ついた気持ちを分かち合いながら、共に涙できる仲間がいることがこんなにホッとすることなんだと、感じられたのではないかと思います。
小休憩をはさみ、第2部は、少人数のグループに分かれて、Fineスタッフを交えたおしゃべり会でした。
みなさん、近い境遇の方とのグルーピングですぐに打ち解けられ、涙あり、笑いあり、大爆笑あり、のおしゃべり会となりました。
アンケートでは
「はじめて不妊治療の話をして泣けました。気もちが少し軽くなりました。」などのコメントをいただきました。
おしゃべり会と同時並行で、不妊症看護認定看護師さん、認定臨床エンブリオロジスト（胚培養士）さんとの個別相談も行いました。
おしゃべり会で心が満たされ、スペシャリストの皆さんとの対話で、具体的な疑問を解消し、心と頭が両方満足されたみなさんのすっきりした笑顔が印象的でした。
またこれからのNPO法人Fineにも是非ご注目ください！
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詳しくはFineブログをチェック→
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