■2歳児虐待死:実父「真実を隠さず語って」--裁判員裁判・地裁初公判 | 親子交流(面会交流)支援団体の代表であり、お坊さんでもあり、母でもある私の日々徒然日記

親子交流(面会交流)支援団体の代表であり、お坊さんでもあり、母でもある私の日々徒然日記

一般社団法人びじっと・離婚と子ども問題支援センターの代表理事であり、大法寺副住職でもあり。そんな自分の日々徒然日記。


 ◇検察官席で実父

 幼児(当時2歳)が昨年8月、両親から暴行を受けて亡くなったとされる事件の裁判員裁判が28日、地裁で始まった。傷害致死罪で起訴された2人のうち、養父被告(21)の審理が先行して進む。幼児の実父で実母被告(21)の前夫(22)は被害者参加制度を利用し、「真実を包み隠さず語ってほしい」との思いを抱いて、検察官席で初公判に臨んだ。

 この日、義父被告は頭を丸め、スーツにネクタイ姿で現れた。検察側は冒頭陳述などで、義父被告が幼児の首を圧迫して失神させるなど、激しい暴行の実態を指摘。夫婦がそれぞれ日常的に暴力を振るい、共同正犯が成立するとした。義父被告は表情をほとんど変えず聞いていた。

 「娘を思い出すと悲しみで気持ちが不安定になる」。27日夜、前夫は毎日新聞の取材に打ち明けた。それでも裁判を目の前で見ようとしたのは、真相を知りたい思いに加え、「自分自身も事件を起こした原因の一つ。けじめをつけたい」との気持ちがあった。

 法廷で検察側は、生前の幼児の映像を証拠として提出。元気に遊ぶ姿が映し出された。「あれだけ元気そうにしていたのに……」。命のはかなさを感じた。「事件を記憶にとどめてほしい。親が虐待をやめることなどにつながれば、すずも浮かばれるかもしれない」と願った。

 裁判は実母被告と分離して進められ、義父被告の判決は7月14日に言い渡される。【村本聡、中里顕】


【毎日新聞 2011年6月29日 地方版】

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享年2歳。

幼き御霊の御冥福を心よりお祈り申し上げます。合掌



$沙弥尼僧のつぶやきDiary



もしも、あなたが離婚をするとしたら、

離婚時の子どもへの対応は、絶対に間違わないでください。  
 

離婚家庭は、ひとり親家庭ではありません。

父母が離婚したことは、自分たちに責任があるのではないかと子どもたちは自責の念を持ちやすいので、離婚は親の都合であり、子どもたちにはまったく関係がないことを伝えてあげてください。

父母が離婚しても、子どもたちを愛する気持ちに変わりがないこと。きちんと育てていくことを約束して、安心させてあげてください。愛情の冷めた両親の姿を見る子どもたちは、自分への愛情も冷めてしまうのではないかと不安を抱いてしまいがちなのです。

さらに、子どもたちに生まれてきてくれてありがとうと感謝の言葉をかけてあげてください。

両親の離婚を経験する子どもは、自分の存在価値を見失いがちです。ですから、生まれてきたことを祝福する言葉がけは絶対に怠らないでください。

自分たちが愛され、生きていていいんだと思えたときに、子どもたちは自分の足で立つことができます。


それが自立です。

夫婦が離婚するとき、どうぞ、子どもへの対応を間違えないようにお願いいたします。
初めのうち当人同士では、うまくいかない場合は第三者が父母の間に立って沈没させないよう舵取りをしていきますので、お気軽にご相談ください。


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別居&離婚後、お子さんと別離されている、お父さん、お母さん。

あなたのお子さんの命は大丈夫ですか?

面接交渉(面会交流)で、あなたのお子さんが健全な成長をされていることを、その目で確認されていますか? 

面接交渉(面会交流)は、わが子を守る命綱。 

離婚しても実の両親が、お子さんをちゃんと育んであげてください



STOP、児童虐待!!  

$沙弥尼僧のつぶやきDiary
 



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皆さんは、社会的養護という言葉を知っていますか?

社会的養護とは、まだまだ聞きなれない言葉ですが、なんらかの事情で家庭での養育・保護が得られない子どもを社会で養育・保護する仕組みのことです。

両親の離婚後、この社会的養護を受けなければならない子どもたちがたくさんいることを多くの皆さんに知っていただきたいと思います。

離婚の際、当事者たち(父母子ども)のみでは、離婚に至るまでの様々な過去のいきさつに縛られてしまい、起こっている問題に気がつけなくなってしまいがちです。

そのため、私たち第三者の立場の人間が冷静に問題点を見出して離婚後も父母のお互いがお互いを尊重しあい共同育児をしていきたいという想いになっていただけるように促していきます。

お父さんも、お母さんも、子どもたちも、それぞれが、それぞれにとって大切な人なのです。

面接交渉とは、
別居・離婚に際して子どもに父母が親としての配慮をするという概念の基に行われます。

面接交渉の仲介支援とは、
父母の対立が激しくて、子どもの意思が尊重されないということがないよう、子どもの健全育成のための親子交流を実現させ、父母の皆さんが自己選択・自己決定・自己責任において共同育児ができるようお手伝いをする子育て支援です。

もしも万が一、父母の一方が子どもの意思を操作したり、もう一方の親子関係を破綻させようとするなどの精神的虐待、父母並びに義父母からの身体的虐待など子どもの福祉が危険にさらされている場合には、第三者という立場で客観的に児童相談所や臨床心理士・精神科医との連携をとらせていただきます。

離婚後も協力育児をしていきたい両親を応援します。
面接交渉(面会交流)仲介支援の
NPOびじっと・離婚と子ども問題支援センター