「あいつは横着だから、ボコボコにしないといけない」――。小学3年男児(8)を暴行して海に突き落としたとして、殺人未遂と傷害の疑いで逮捕された無職少年(15)は事件前、犯行を友人に予告していた。
一緒に逮捕された中学3年男子(15)は、暴行の様子を携帯電話で動画撮影していた。無職少年はいじめの被害に遭ったことがあり、中3男子は不登校状態だったという。専門家は「過去のうっぷんなどを力の弱い者に向けて発散していたのではないか」と分析している。
署によると、無職少年と中3男子は8月6日夜、公園の展望台で、市内の中1男子(12)と小6男児2人(いずれも11歳)とともに、男児を殴ったり、足にたばこの火を押しつけたりするなど約1時間にわたって暴行。その後、川の河口に連れて行き、岸壁から約3メートル下の海(水深約1・8メートル)に突き落とした、とされる。
捜査関係者らによると、中3男子は自分の携帯電話のほか、一緒にいた小6男児の携帯電話を取り上げ、暴行の様子を撮影していた。「ごめんなさい」と謝り続ける男児を、無職少年がけったり、殴ったりする様子が、笑い声とともに映っていたという。
被害に遭った男児は今年夏、市内の駄菓子屋で無職少年らと知り合った。店主は「無職少年は礼儀正しかった。小学3、4年の頃はいじめに遭っていたらしい。中3男子の方も言葉遣いがきちんとしており、ごく普通の子に思えた」と話す。
無職少年の友人によると、少年は小学生の頃は内気でおとなしく、同級生から暴力を振るわれていたという。中学の時、市から関東に引っ越し、高校入学後に中退した。両親の離婚後、母親と一緒に同市に戻ってきた時には、髪を茶色に染め、まゆ毛をそっていたという。
(2009年10月3日 読売新聞)
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両親の離婚は、少年にとって止めを刺されたような出来事だったのではないかと思えてなりません。
いじめの中で自己評価は、ぐんぐんと低くなり、自分という存在意義・自己肯定感を見失いかけていたところへ両親の離婚が止めを刺した。
自分では何も変えることができない無力感。
自分の人生が自分以外の人間に踏みにじられていく。
自分の存在意義が、何も感じられなくなってしまう・・・・・・・・・・・
亡くなられた男児のご冥福を心よりお祈り申し上げます。合掌。
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