自分の人生に影響を及ぼす人はあまた存在する。彼らは私たちの人生を決められるのだろうか。答えは、もちろん、nonである。ただ、何かインスパイアされるだけのこと。では、自分自身がどんな人生を送ればよいかを誰に問うべきか。当たり前だが自分しかいない。
ところがこの国で育つと、絶えず誰かの評価を気にしながら成長してしまう。学校の先生、周囲の友達、親、、、。学校を卒業しても、上司の目、社長の目、といった物差しを気にしつつ、彼らの評価をもらってある時は安堵し、ある時は落胆する。
違う。それは本質的に違っている。自分の人生は、誰のものでもない、自分自身のものである。そんなシンプルなことを、実は教えられる場が意外とない。そのこと自体が大問題だと思うが、自分の人生はまごうことなく自分の人生である。