今日は株価が大幅に下落した。さしたる理由もないのに、ここまで下がるとは。


 16000円以上していた日経平均が、都知事選挙の最中に14000円を割れるまでに下落して、最近の数日は戻りに上げていたところだった。下げたといっても10000円以下だったものが、16000円以上まで上げてからの下落、その幅はたった2000円、率にして15%ほどのものだ。


 そこに今日の下げ。市場参加者は、まだまだ「おそるおそる」という感じなのだろうか。また再び下落するのではとの恐れがあるから、少し戻せば売りが強くなる。


 どうも一本調子の買い、バリバリ強気の上昇相場にはなりにくいものだ。だからこそ、まだ上昇する過程と見てもよいのではないか。まだ大暴落の恐れはないと思うのだが。


 「もうはまだなり、まだはもうなり」とも言うではないか。