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2017-08-14 12:04:57

純文学と大衆文学、そして芥川賞と直木賞

テーマ:ブログ

 今朝、新聞を読んでいた。普段はこまめに新聞なんぞは読まないのだが、たまたま丁寧に紙面に目を通していたら、興味のある記事に出会った。

 朝日新聞の文芸欄か何かだが、純文学と大衆文学の境界線があいまいになってきており、そのため芥川賞(純文学に贈られるとされている)と直木賞(大衆文学に贈られるとされている)の受賞作品についても流動化が進んできているという、現在文学の現状を分析した記事だった。

 

 これについては、私がかねがねから感じていたことを的確に指摘した記事だった。やはり誰もが感じていたことだったのだろう。

 

 芥川賞の作品および作家はつまらない、くだらない。(これも一括りに考えると誤解を生むが、、)、逆に直木賞の作品および作家は傑作が多いと思っていた。

 というよりも、本来ならば芥川賞を取ってしかるべき作品が、なぜか直木賞となっているケースも多くあるような気がする。

 

 最近の芥川賞の作品が、どうしてつまらないのか?

 世相に乗ったような作品や、変に話題性を強調した作品、単に自意識過剰な人間模様を描いた作品、社会を鋭く描くようなふりをして、妙に安っぽい救いを提示したような作品、などなど読んでいてむしろ不快感を覚えるような欺瞞的な作品が多い。

 当然、中には素晴らしいものもあるのだろうが、やはり選考に問題があるのではないか。

 

 それに対して、従来はエンターテイメント、サブカルチャーとくくられるような作品にこそ、人間の本質や社会の真の姿を描いたような、素晴らしい(つまりは感銘を与える)作品が多いような気がする。

 これこそ、まさに芥川賞、純文学(純粋なる文学)と言いたくなるようなものが見受けられる。

 例をあげるならば、どれもベストセラーになっただろう、「理由」「模倣犯」「モンスター」「OUT」「グロテスク」(思いついたままあげたが、これらはそれぞれ違う作家による作品だ)なんていうのは、私から言わせれば、「まさに文学」だ。

 

 ところで、よく周りから「のづさんはよく小説を読むが、暗い作品が多いですね」と言われる。

 暗い作品か?

 でもね、明るい話なんて、そもそも小説になりえない。

 「あるところに幸福家族、健康家族がいました、父は一流企業か官庁勤め、母は楽しそうに趣味の料理にいそしんでいます、来年結婚予定の長男は昨年司法試験に合格して現在司法研修所に通っており、長女は有名女子大の学生です、まだまだ健康な祖父母夫婦は悠々自適に伊豆の別荘で温泉三昧です、庭には可愛いコリー犬のジョンが元気に走り回ってます、、」、こんな話は作品にも何にもならんだろうが、、、。

 

 かといって、ダメな純文学崩れにありそうな、「悩んで自殺するだのしないだの、三角関係がどうだの、社会に適応できない自分がどうのとか」、まさに自意識過剰ぎみな呟き、無駄な感情の垂れ流し、はてまた欺瞞的なヒューマニズムの押し付け、こんなのもダメだね。

 まあ、ダメと言ったところで、最後は個人の好き嫌いの問題になるのだが、考えさせられるな。

 

 何か芥川賞のことをけなしたみたいな文章になってしまったが、すべてがすべてではない。

 先日、私が感動したのも町田康の「告白」だったのだから。

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2017-08-11 19:58:14

日々の良いこと、つれづれ

テーマ:よもやま

 本日は、良い事が2,3つあった。

 

 親戚の法要(父方の義理の伯父の四十九日)で、神奈川県の座間市まで行った。そこでいくつかの良い事に出会った。

 

 そのうちの一つ。

 

 先祖代々の墓は、一族の広大林の一画にあり、霧雨がそぼる中、納骨へ歩いていった時の事だ。

 何のことはない、ヒグラシの声を聞いたのだ。23区ではとうに絶滅している夏の風物詩であるヒグラシの声を思わぬところで鑑賞することができた。

 私は、ヒグラシの声が大好きで、去年の夏などは、わざわざヒグラシを追い求めて奥多摩の方まで出かけていったものだ。

 今年もそろそろ出かけていきたいと思ったいた頃なので、予期せぬ出会いに喜んだ。

 

 日常生活の些細なことだ。

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2017-08-06 14:45:50

夏の花火

テーマ:ブログ

 昨日、花火を観た。今年は初めての花火だった。とは言っても、花火大会は年がら年中開催されているわけでもなく、日本においてはまさに夏の風物詩(海外ではニューイヤーの花火とか、アジアでも旧正月の花火とかあるが、日本においての冬の花火はディズニーランドくらいでしかないだろう)であるから、今年最初の花火というのもおかしくない訳だ。

 

 どこで観たのか。市川市の江戸川河川敷の花火大会だ。数日前、市川の母の家を訪ねた時に、駅で告知されていた花火大会を知ったのだ。

 何と、50万人も見物に来るという大規模な花火大会なのだ。

 当日、あまりにも多くの群衆にもみくちゃにされて、会場付近までは行けなかった(行く気がしなかった)のだが、それでも花火の美しさは充分に堪能できて満足だった。

 

 こんな美しいものが、まったくのタダで鑑賞できるなんて、日本の国は素晴らしい。花火だけでなく、きれいに着飾った浴衣姿の若い女性も大勢いて、日本の夏の情緒を喜んだもんだ。

 ただ、人が多すぎる。

 なぜ、こんなにも多くの人々がいるのだろう。

 私たちの生活する空間は、とにかく人が過剰である。

 

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