今日8月8日は、70歳を迎える前に他界した父の誕生日。

実家の母の元に僕、妹夫婦、弟夫婦が揃い、亡き父の誕生日を祝いながら食事をした。

全員揃ったのは嬉しいが、みんなで食卓を囲んでいても1人だけ足らないことにやはり違和感を覚えるし、なんでいないんだろう? どこに行っちゃったんだろう? と考えるとやっぱり悲しくなる。

お線香をあげる時なんて、有無を言わさず未だに100%涙が出る。

心の穴はまだ癒えていないようだ。

僕は80くらいまで生きるつもりだったので、今年40になった時「人生折り返し地点だ」と勝手に思っていたが、突然の父の死を目の当たりにすると、この先何が起こるか分からない怖さを感じる。

行き当たりばったりで殆ど自分のことだけを考えて生きてきた僕にとって、今回の出来事は人生や結婚、子供、老後など、普段どちらかというと避けてきた事柄についてちゃんと考えなきゃいけない事態になった。

だらしなかった僕に、父が自らの死をもって考える機会を与えてくれたとすると、それはそれで、より情けない。

でも色々考えねばなるまい。

考えるよお父さん、誕生日おめでとう。