高総体開会式に思う「思い出はお金では買えないよ」 | 『5時からアイドル』まきりん社長ブログ

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朝は「仕出し屋まきりん」からスタートし、昼は「株式会社のびあという企画とPR会社の社長」、夕方は「5時からアイドルまきりん」となる人のブログです。
もと金髪長女とW王子こと双子男子の母で岩手県滝沢市在住。
カラオケの十八番は「あゝ無情」

先週の土日は、運動会だったり、高総体だったりで
SNSを見ると、キャラ弁やら、応援行ってる写真やらが満載!!


2年前におっかけが終了した身としては
ひたすら、うらやましー

ところで、その盛りあがってる横で
考えてほしい問題があるのだ。

それは高総体の開会式問題。


岩手の高総体開会式といえば
各高校の応援合戦が華!

県下の全高校81校が一同に
盛岡の運動公園陸上競技場に集結し
バンカラあり、チアあり、ブラバンあり、郷土芸能あり
の大パフォーマンス大会を繰り広げる。

応援団のほとんどは各校の1年生。
入学早々、応援歌練習という洗礼を受けるのは
ひとつは、この高総体の応援合戦のためでもある。

この形式は、
私が高校生の頃にすでにあった。

女子高の羽織袴の応援団がかっこよくて
「〇高の副団長さん、キレイだよね~」
なんていってたものだ。

(なぜかわからないけど、団長より副のほうが
美男美女率が高い・・)

うちらの頃は、エール合戦が主だったような気もするけれど
今は、もっともっと応援合戦が華やかになり
開会式のセレモニー部分が終わると
各高が一斉に競技場になだれこみ、披露しあう。
その様子ったら、ほんと「壮観」のひとことで
楽しいし、感動するのだ。


ある意味では、選手じゃなくて
応援団が主役のまさしく晴れ舞台。

私は、岩手県しか知らないので
全国どこでもこういう開会式なのだと思っていたら
なんと47都道府県中、この型式は
岩手と青森だけなんだって。


総合開会式はあるけど、選手と大会関係者のみ
であったり、各競技場別開催であったりと
とにかく、県下の応援団が大挙して集結するという
方式をとっているのは
2県だけなのだそうだ。

ところが
このパフォ-マンス型開会式が
来年度を最後に廃止予定って知ってる???


これ地元の新聞に2回掲載されたんだけど
中高校生やその親さんは
どの程度、関心もって見ているのかなあ?と思う。

理由にあげているのが「費用」
高総体全部の開催費用の20%がこの開会式に
かかっている・・ってことらしい。

いくらかかっているのか?
直近の資料がなくて、12年前の開催で280万
これに遠方の高校は、派遣するバス代がかかる。

・・・・ということらしいけど
「えーー、廃止しちゃうの?」
ってが率直な感想。


そんなに工面できないほど、財政を圧迫しているんだろうか?

 

これの素晴らしいところは
選手じゃなくて、

応援団が主役ってところじゃないか。


それに
全国で2県しかないって

素晴らしい。
ケンミンショーにでも何でも売り込んで
名物にしちゃえよーーと思う。

これを廃止して
他に変わる大会があるのかというと
やっぱりないよね。

ちぃと調べてみたら
1958年の第10回大会からこの型式でやってるらしい、。


60年も続いてきたってのは
もう立派な「文化」じゃないか。


「お金がないから」って廃止するのはどーなのよ。

それにさ、これって親子2代やらで
共通で語り合える思い出でもある。

思い出は、お金では買えないよ
ってことで、この議論、もっともっと盛り上がってほしいんだよね。


▼これは次男の引退試合になった試合。
対戦相手は長男の高校。結局、3年間、兄弟対決がなかったのが
心残り。

 

 

 

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