ふと思い出した雪国の駐車場の暖かいお話 | 『5時からアイドル』まきりん社長ブログ

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朝は「仕出し屋まきりん」からスタートし、昼は「株式会社のびあという企画とPR会社の社長」、夕方は「5時からアイドルまきりん」となる人のブログです。
もと金髪長女とW王子こと双子男子の母で岩手県滝沢市在住。
カラオケの十八番は「あゝ無情」

※一部、内容がFacebookと重複しますが
同じではないのです。

さてさて、今週の月曜日、結構な悪天候の時、
夜の9時半にコインパーキングから車出そうとしたら
フロントガラスが凍っていて、全然前が見えなかった。

これはね、雪国の人じゃないとわからないと思うけれど
雪に車が埋もれて前が見えなくなる場合と
ガチンガチンに凍っていて、フロントガラスに
冷蔵庫のうすい霜のようなものがさぁ~とある場合と
いずれにせよ、前は見えないのだ。

今回は後者の場合。
けど、コインパーキングってお金払って3分?だったか
5分だか過ぎるとまた駐車したことになる。

「こういう場合ってどうすりゃいいのかなあ?」
と、一昨日、ある場所で偶然お会いした、とある聡明な30代女子に言った。
(今、考えると、「あらー?」と会って、短時間でなぜその話をしたのか不明)

そうしたら
「お金を払う前にまず車に入って、

暖気して、前が見えるようになったらお金を払えばいいのでは?」
といわれた。

なーんだ。そうか!!そうだよね!!


ああ、しゃにむに、先にお金を払ってしまおうとした
自分が恥ずかしい。
こういうのも、いう人がいえば固定観念を打ち破れないビジネスマンの典型例になるのかしら・・・

などと、考えていたら
これまでも、冬の駐車場で、かなり恥ずかしいことをしでかした事を思い出した。

まずはこれ。
やはり、無人の屋根なしコインパーキングの場合、
あのね、冬になると、地面に番号だけ書いていても
それが見えないわけよね。
で、やっちまったのが、他の車の駐車料金を払ってあげたパターン。
私は1回だけある。

大抵は、となりの車だったりするので
「あなた、私のお蔭で得したわね。
君の車に乾杯!」と
その車に語りかけ、またお金を払いに行くのだ。


なかには間違って払った!と管理会社に電話して
係の人に返金してもらう人もいるみたいだけど
間違ったの、自分だもんね。

そして、これは数年前。
たぶん、間違って支払った日とそう遠くないいつかの冬の日、
打ち合わせが終わって
車に戻ってきたら、雪降って、番号が全然わからなかった。

しかもその駐車場。
対面でいち方向だけに並んでいるのではなく
途中から一部、L字型にも数台停めれるようになっており
運悪く、私はそっちに停めてしまったのだ。

こうなると、パーキングの支払機のパネルとにらめっこすることになる。
この図を見ると、私の車は、13番に停めたっぽい。
しかし、自信がない。本当だろうか?

そこへ、なんとなく人が好さそうなお兄さんが、やってきた。
彼もまた自分の車を出そうとしていたのだけど
私が、真剣な表情でパネルを凝視しているのを見て
完全に怖気づいたのだろう。

そして

自分の判断ではこころもとないと思った私は
そのお兄さんに
「すみません。雪で番号が見えないのですが
私の車、あそこに停めてるのですけど
これって、13番で合ってますよね?」
と確認したのだ。

これって、
「いいから、早く出して」とか
「先に、私の車、出していいですか!」
って怒られrそうなパターン・・・。

だけど、盛岡の若者は暖かかった。
わざわざ、「あの車ですよね?」と私の車の前まで
来て、確認してくれたのだ。
お兄さんも「ここは13番で間違いないです」

で、そのあと、私が先に車を出したのか?
それとも、ここまで私のために時間を3分ぐらい費やしてくれた
お兄さんに「お先にどうぞ」と譲ったのか、記憶がない。
でも、彼の車を見送った記憶もないということは
きっと、私が先に車を出したんだろう。
ああ、、、ずうずうしい。

顔もすっかり忘れてしまったけれど
あの時のお兄さん、ありがとう。

降りしきる雪のなか、あなたの親切は春の雪解け水のようだったわ。


こうして人に迷惑をかけないために
停めた時に「受付番号」みたいなのを
出すことが出来たような気がするなあ。そういえば。



▼都会ではこんな暖かい触れあいはないような気がするよ。



 

 

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