今年の１０大ニュース！とか
去年の今ごろ、あなた何してた？とかを
ＳＮＳが勝手に見せてくれる時期となりました。。。
私の場合は、去年のこの時期といえば
姑ことＫＳＢＢＡ2号が、「感情の大失禁」を見せ、
ほんとにあの野々村もと兵庫県議の大号泣会見なみの修羅場で
ホームへ入居した頃。
あの頃、
「もう廃業して私は介護生活に入らねばならないんだろうか？」
とほんと一寸先は闇のような状況だったのを思えば
今年、思い切り仕事ができたのはほんと楽園！
本人の国民年金との差額である80000円を毎月仕送りし続けるという
「永遠の大学生」が一人誕生したのはイタイけど、
それでもあの出口の見えない
「もう私の人生もここで終わったかも」という失望感と
「今日は穏やかなのか、それとも騒ぐのか」という
制御不能の人間に1日がふりまわされて疲弊する日々に比べれば
「その80000円を稼ぐわ！」という前向きな気持ちになれる。
介護はほんと、やった人でないとわからない。
さてさてそんな回想に浸る中、
11/26に今年最後のビジネスセミナーを開催。
講師は、南部美人の久慈浩介社長
「南部美人が世界のＳＡＫＥとなるまでの広報戦略」について
お話いただいた。
しかも会場は、あさ開の蔵で。
「あさ開で南部美人の社長が講演」という私の企画に
２社とも快諾いただいたのはほんと感謝です。
今や世界の26か国に輸出する世界のＳＡＫＥとなった南部美人。
100枚以上のスライドを見せていただいたので
さながら講演は
「久慈浩介と世界の旅！」か「こんなところに日本人？」
しかし、日本酒というと
日本では「オヤジがもっきりで飲むもの」という感覚だけれど
外国では
本当の金持ちが、健康のために飲むもの
感覚的にはワインに近いそうだ。
「日本で最近、格差社会なんて騒いでるけど
世界はもっともっと格差社会。
その日食えない人から、
1本25万の酒を平気で400本も注文するセレブまで」
なのだそうだ。
久慈社長の話のなかで印象的だったのが
その1本25万の日本酒の話
当然ながらそんな超高級酒はない。
が、ＮＹで一番の高級和食店にいる日本酒ソムリエの方から
「2000ドルの酒が欲しい」
といわれたのだ。
世界のセレブ
「500ドル程度の酒ならいらない。
ならば黙ってロマネコンティをオーダーする」
という感覚なのだそうだ。
ロマネコンティはたしかに1本20万～200万だもんね。
そこで困った久慈社長
「外人はワインの感覚」ときいて
「うちの冷蔵庫にあった10年前の日本酒」を思いつく。
10年寝かせた酒、古酒として髙く売る。
この感覚はすごいよなあと思う。
老舗は、昔の味を守り続けるだけが老舗ではなく
時代にあわせて変化し続けるのが老舗
・・・というような話って聞いたことあるけど
この、
「相手のお国に自社の資源をあわせて視点を変えて売る」
っていう臨機応変さが凄い。
※その後、この和食店で2000ドルのお酒を飲んだ世界の超セレブの某会長より
秘書を通じて400本のオーダーが入ったのだそうですが
残念ながらそんな在庫はなく、その前後の年の酒を集めて
出荷するも数としては全く足りなかったそうです。
そして久慈社長の凄いとこその2
「世界中にいるＶＩＰとの人脈」
「自らを広告塔」という万国共通の笑顔で
きっと、「名刺交換しただけ」の細い糸ですら
太いロープに変えていく魅力が
久慈社長にはあるんだろうなあと思う。
自分より偉い人にもそうでない人にも平等だしね。接し方が。
しかし
出るクイは打たれるわけで
とくに震災後に「被災地のお酒を飲んでください」と動画をＵＰした時は
賛否両論が起きた。
それでも
「その道を歩きだしたんだから、堂々と胸をはっていい続ける」
という信念がある。
予定時間を30分越える2時間半ノンストップで話し続け
そのあとの懇親会でも一度も座ることなく
参加者と話し続けるあの情熱
これこそが世界に打って出るパワーなんだね。
それにしても
久慈社長のいうＳＮＳの使い方って
わたしと真逆なんだなあ。
「ポジティブなことをＦＢで
問題提起はツイッターで
投稿する時間、曜日を決める
家族ネタは出さない」
という久慈社長に対して
私は、ネガな発言や炎上するネタもどんどんあげるし
顔はださないけど家族ネタもかなり多い。
投稿する時間帯もばらんばらん。。
予定では5：00起床の6：00までにＵＰすることになってるけど
そもそも起床時間が只今すでに冬時間デス。。
私の場合、ポジティブネタにあまり共感できない自分がいるし、
「所詮、超零細企業は２割のニッチな市場をとりに行く」
と思っているので
ほぼ等身大（ほぼ・・ね、それでも極秘事項は投稿しませんわよ）
のまきりんを見ていただいて
共感してくれて
「わがるやつだけわがればいい」と思うと
今のスタイルになるんですわ・・・
ま、目的もってやればいいのだ。何事も。
そして、試行錯誤しつつも
「正しい」と信じた道を胸張って生きていくしかないもんね。
・・・というようなことをＮＨＫ連ドラの「おあささま」も
今日、言っておられましたわ。
この写真を撮ってくれたＶＯＩＳの澤田オーナーと
久慈社長の「満面の笑み対決」
↓
久慈社長
参加してくださった36名の皆様
そして会場提供してくださったあさ開のみなさま
ありがとうございます。
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