学校名を公表した人たち、あなたのその行為こそいじめだよ | 『5時からアイドル』まきりん社長ブログ

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朝は「仕出し屋まきりん」からスタートし、昼は「株式会社のびあという企画とPR会社の社長」、夕方は「5時からアイドルまきりん」となる人のブログです。
もと金髪長女とW王子こと双子男子の母で岩手県滝沢市在住。
カラオケの十八番は「あゝ無情」

この件についてはブログで書くのはやめようと思っていたんだけど

どうにもこうにも耐えかねることがあり、書くことにする。


岩手でいじめによると思われる悲しい事件があった。


私はこういう事件のとき、

当事者でもない、ましてやその学校のPTAでもない第三者が

報道だけを見て、学校や担任を糾弾すべきではないと思っている。


というのは、報道されていることだけが事実ではないからだ。


実は昨年、私の住む街でも同じような事件があった。


地元なので、その件についても、いろいろな人から

いろいろな話を聞いた。


もちろんその中には事実でないこともあったとは思う。


詳細はここには書けないが、

「学校の管理責任」が問われている以上

学校としては、反論の余地はない。
というか反論できない。


だから表にいろいろ出てこないだけで

学校を擁護したくなるような、報道されてない事実は

実はたくさんあるのだ。


大方の先生方は
朝から晩まで、土日は部活の顧問まで

よくやってくれてる先生ばかりだ。


そりゃなかには変な先生はいる。

でもそんなの他の会社だってなんだって

一定数でいるだろう。


今回、問題になってるのは

先生と生徒のあの交換ノートの記述だ。


恐ろしいほどの大バッシングのなかで

今度は、担任の先生を擁護する声も続々とあがってきている。


その一部によれば

先生は、クラスで話し合いをもち、

そのうえでの「来週からの研修がんばろうね」だったという。


もちろんこれとて事実ではないのかもしれないけれど。


なぜこんなことになったのか?

真相は、少なくても第三者にはわからないのだ。



それなのに

当事者でもない、PTAでもない人が

SNSで、学校名や校長や担任の先生の実名を暴き、

学校に抗議の電話をする。


その行為はいじめじゃないのか?


自分の学校名が公になって

いちばん傷つくのは、その学校の生徒たちなのだ。



報道をうのみにし、変な正義感をふりかざし

学校を成敗した気になっているのかもしれないが

それで一番、悲しい思いをしているのは

その学校に通う大多数の善良な生徒たちだ。


それを、SNSでシェアしたり、RTして広めていく人たち。

その行為は大衆によるイジメ以外の何物でもない。


プロのなかにも

事実をたいして知りもしないで感情的になっている

世間で有名な教育評論家もいる。


私が目にしたなかでいちばんまともなコメントしているのは

夜回り先生の水谷先生のブログぐらいだ。



今朝、NHKの全国ニュースで報道されてるのを見て

長男がぼそっといった。


「実際,いじめはなくならないと思う。

でもいじめを受けても

最悪の結論にならないように,その対策は打ちようがある」

長男のトモダチの間でそういう結論になったらしい。


大人の世界だってイジメはある。

悲しいけれど、弱いものをいじめて

サディスティクな快感を持ったり

優越感に浸ったりというのは

人間のなかの何か本性に近いところであるのだと思う。



だから

「いじめは残念だけど根絶できない。」


そして、

「担任の先生が

40人の生徒全員のメンタルケアをするのは無理」


そういう前提で、教育委員会は

「最悪の結論を選ばないようにする対策」を講じてほしいと思う。






 とくに意味ないけどこの画像・・