世界に誇れる鉄道網を～in Tokyo-東京

　全盲の方々が転落事故で亡くなってしまうニュースが相次ぎ、悲しい思いを抱いております

全盲というのは、今普通に暮らしている私達健常者であっても決して他人事ではありません

失明してしまう人は、思った以上に多く、特に大人になってからの失明は生活して行く上での不便さが想像を絶する為、支える側の知識や心構えも必要だと改めて感じた次第

親の介護やターミナルケアで高齢者医療を学び、今もなお学び続けている私といたしましては、高齢者の身体や病についても少しではありますが知識が増えることとなり、考えさせられることが多々

　先日、たまたま足の不自由な人と一緒に駅に向かい、電車に乗り、目的地へ着いてまた駅構内を歩きながら気がついたことがあります

ほんのちょっと体が不自由というだけで、駅という場所がどんなに歩きづらく心細いものなのかが理解でき、身体障害者がもっと歩きやすいような創りになってくれればと考えるようになりました

階段には手すりがありますが、やはり不安や恐怖が付きまとうものであり、また高齢者の身体には辛く感じることも多々あります。
エレベーターがあると、それだけでとても安心いたしますので、せめて東京都内だけでも世界に誇れるバリアフリー鉄道網を完成させ、世界のお手本となるような鉄道モデルとして頂きたいと思い立ちました

個人差はありますが、駅や電車が利用しにくいと感じると外に出なくなってしまいますし、鬱にもなりやすく、心身ともに不調の一途を辿ることとなり、楽しい人生がそこで潰されてしまいます

車椅子を押される人など、最近は昔に比べて街中でも多く見かけるようになりましたが、駅という場所が一人でも安全に出掛けられるような創りになっていれば、遠出は出来なくともある程度行動範囲も広がり、足の不自由な方々でも今以上に安心して鉄道を利用するようになると思います

　電車と言えば。。。
電車内では、電光掲示板に文字が流れてはおりますが、肝心の停車駅がどこなのかわからないことも多々あり、今ひとつ不便を感じざるを得ません

見た目だけは、最先端を行ってるような雰囲気をかもし出しておりますが、見た目より利用者の使い勝手が良いことの方が有り難いものです

新幹線のぞみでも感じたのですが、最新の車両であっても時計がなく時間がわからないのは疑問に感じます。
各車両の電光掲示板に、時計表示があるとよいですね。
欲を言えば、時計表示の横に次の停車駅が表示されると有り難いと思います。

端っこの席には、車両の案内がなく不便を感じ、化粧室がどこにあるのかもわかりませんでした。。。

のぞみは、座席が比較的広く、パソコンや携帯の充電が出来るようなコンセントはありますが、高齢者や身体障害者でも寛ぎながら乗れるよう、フットレストがあると有り難いとも思います。

そして降車駅では、新幹線停車駅以外でもエレベーターやエスカレーターがあれば大変助かります。
エレベーターの位置表示もホームの柱で車両位置と共に確認できれば幸い