本日、飯舘村からのお知らせが届きました。内容は言わずと知れた例の賠償に関するものでした。東電から一括支払い請求書が届くと言うことです。


東電からこの請求書が届くと言うことは村は国の指針を鵜呑みにして、1年半後にあの放射能満載の土地に全員帰村させるということです。恐ろしい選択をしたものです。元はといえば野田財務省OB(現在総理ということになっているらしいバカで恥知らずなデブ)が官僚どもの悪巧みに協力して、官邸機密費の倍増と引き替えに原発人災事件を亡き者にしようと画策したことが実行に移されたということです。


財物に関しても包括請求というわけのわからんことを今後してくるようです。財物を完全に毀損しているにもかかわらず、半分の賠償とか3分の1の賠償とか有り得ない話しです。この国の官僚どもは脳みそが腐っています。人の家に入ってきて糞尿をまき散らして、雑巾で軽く拭いて住むことは可能ですと言って、一日分の家賃で決着を付けようという、そんな例えよりも酷い仕業です。許されざる暴挙です。


こんなお知らせを郵送料を払って、被災者にこれ見よがしに送ってくる村役場も問題です。しかもペラ一枚でここに至る過程も言い訳すらよこさないのですから。まったく、既定路線通りの策謀を村もいっしょにやっているといういい証拠です。何としてもきれいになるまでは帰らないということを住民にだけでも言って欲しかった。それを言っても国との約束を違えることにはならないにもかかわらず、あくまで国の言うことに従う覚悟を村長は示したということでしょう。


飯舘村のこの無様な決着は被害の大きい沿岸部の救済に影響を与えることでしょう。


政府は国民を食い物にするだけの組織のようです。