本日、新聞でリトアニアで原発に関する国民投票が行われ、原発反対が過半数となったことが報道されました。まだ原発を吹き飛ばしてもいない国で国民投票をしっかり行い、その結果を出すという民主主義の鏡とも思える行動です。原発人災事故を引き起こした日本では多くの署名を集めても議会という反民主主義団体がことごとく民意を踏みつけにしています。これが日本の実態です。国民はこの様な事態を引き起こした選挙結果に恥じ入るべきでしょう。


原発ゼロへの工程表を作成すると発表した前原氏ですが、核燃料サイクル事業というお遊びは続けるようです。青森県も東北の被災について情報を取るべきです。あの県はまだ新聞が届いていないのでしょうか。


飯舘村では除染廃土の仮置き場問題で、仮置き場が解消するまで住民が帰らないとする要望を環境省宛に提出しました。村長もこの件に関しては我々住民の意見書に一切手を入れずそのままの提出を是認したそうです。理不尽にも政府はあと2年でとっとと文句を言わずにモトの住処へ住民は帰れというお達しを先日してきました。さてそんな中でこの要望は通るのでしょうか。廃土を積み上げ、線量を増した住居への帰宅を強要してくるのでしょうか。


中央の官僚どもの考えが薄々見えてきました。もう1年半以上のつき合いに飽きてきたのです。やつらにとってその程度の考えでしか今回の事故を見ていないことは明白です。ここらで復興増税のうまみを分け合って、さらに25年にも及ぶ増税期間を獲得したことで、被災地など無用の存在となったのです。我々被災者は増税のための人身御供に過ぎなかったということでしょう。