今、飯舘村では国と村長の契約?通りに事が進められているようです。除染は国是と言い放つ村長の言葉通り、除染ラッシュで廃土の山を築いています。仮置き場を強硬に設置して、これができなければ除染はできないと住民を恐喝しておきながら、いまだに仮置き場はできず、仮の仮置き場だらけになっています。


本当の仮置き場は建設が始まったものの廃土の量に見合ったものとはほど遠いもののようです。その反面、仮の仮置き場はあちこちに作る計画が次々と出てきているようです。村のために我々の行政区が犠牲になることを強制されたにもかかわらず、結局村中が廃土の仮置き場となるようです。これでは除染しているのか、かき混ぜているだけなのか意味が分かりません。


環境省では立派な仮置き場をきれいな図で示し、安全を強調していましたが、今の状態では、河川の下流域に当たる南相馬市の汚染も問題になります。先日も南相馬市の方が危惧をもっていると仰っていました。当然です。あぶないものをわざわざ集め、土砂として流れ出す危険な場所を次々作り、集めたものを河川の源流近くに乱雑に積み上げているのですから。


環境省はその後何も説明をしませんし、アイデアもないようです。村長の作った机上の空論を越えた素晴らしい未来予想図に乗っかってバカ丸出しの状態です。困った国になったものです。