福島の相双地区の首長と政府が賠償に関して協議を行ったようです。しかし、その内容と結果はいまだに公開されていません。資料もすべて回収してしまったようです。この様な密室会議で、いったい何を進めようとしているのでしょうか。原発事故においても隠蔽体質が最終的に重大事故につながったことは明かです。


同じ過ちを繰り返し続けるこの政府の組織に原発の再稼働など有り得ない話しです。被害者救済のための賠償に関する協議も、本当は何やら裏取引で、決着を付けようとしているとしか思えません。白日の下で協議も説明会も行うべきです。その大前提さえもできずに、被災者を区分して各個に撃破しようとしていることは明白です。


全くこの期に及んで卑劣なやり方です。最終的に結果が取るに足らないものであれば本当にこの国は終わりです。きちんとした手続きと反省の元で、被害者対策を行っていただきたいものです。