飯舘村で移住の選択肢を含めた複数の選択肢を国や村が提示するよう求めてきました。しかし移住先の選択肢が一つつぶされました。福井県と京都府の選択肢はこれでなくなりました。柏崎刈羽を稼働されると新潟県の選択肢と長野県北部の選択肢も厳しくなります。


そうかフクシマから逃がさないためにすべての原発を再稼働しようとしているのか。なるほど。道理で原発再開に対して、被害者である福島県も飯舘村もフクシマも何一つ声を上げないのか・・・。


福島の住民はどうなのだろう。九州まで避難した人もいる。そこでも震災瓦礫受入でひどい仕打ちを受けている。瓦礫にしても放射能にしても、それをヒーローぶってまきちらしたり、持ち込んだりすることは被災地にとっても被害者にとっても長い目で見ればプラスになることは一つもない。


本気で処理する。そしてリスクを無くすことに目を向けなければ口先だけの国を思うなどという言葉は国を滅ぼす元です。お国のためを標榜してたった67年前に一度この国は滅んでいるのです。国のためという魔法の言葉でどれほど無益な行為や無作為がなされてきたかはほとんどの大人は知っているはずです。


総理大臣に責任能力なんかないです。責任能力のあるのは民意です。だからこそ選挙があり、民主主義をみんな望んでいるのです。民意を反映しないで、作為的に作られた法律に則る法治主義は決して民主的とは限らないのです。民意に添った法律作りができない間は専制国家と何ら変わりません。ウソをついて選挙に通れば何でもありなら、武力を握れば何でもありと何ら変わりません。


元々すべてを奪われ選択肢もない中で闘っている最中に原発再稼働は、どこかに落ち着く地べたをもつことを放棄すること強要されているに等しいものです。みのさんが言うように東京・大阪に原発を作るべきです。さもなければ大飯と双葉、大熊に首都を移すべきです。それこそ電気の送電による減損もなく効率がアップします。ことが起きても官邸がすぐにオフサイトセンターになりますし、こんな好都合なことはないです。