飯舘村の線量はいまだに高いままです。しかも2週間前よりも1~2割線量が上がっています。ジョセン実証事業で放射能を巻き上げているせいでしょうか。前方のバケットで剥ぎ取った土をコンベアで車体後部のフレコンパックに入れる新型の重機が活躍していました。たくさんのフレコンバックが田んぼの周りに積み上げられていました。この現場から数㎞の我が家は線量が高まっています。しかも3反ばかりの田んぼの除染に1ヶ月近く掛かっているのはどういうことでしょうか。


線量が高い原因は不明ですが、うわさでは福島第一では秘密裏にベントをしているとのことですので、その影響かな?まあわざわざベントしなくてもフルオープンのひび割れ原子炉ですから風向き次第で色んな物質が飛んでくるのでしょう。どこが冷温停止なものか。こんな情況で除染作業は賽の河原です。山林の放射性物質も大問題ですが、おおもとが垂れ流し状態で帰村の論議とはバカげています。


村からのアンケートにもお答えしました。どこぞの卑怯者のようにアンケートには答えるななどとは決して言いません。みんなの意向を確かめることが重要なのです。しかし、なぜ世帯主にしかアンケートを取らないのでしょう?新天地を求める会では他に発送先を知らなかったので泣く泣く世帯主だけに発送しましたが、村は村人全員の消息を把握しています。予算の節約でしょうか。除染事業には節約もなく、お国が好き勝手にお金をばらまいていますが、村は節度を保っているということでしょうか?


若い人の意見を無視して、それでも帰村希望者が少なかったときどう対応してくれるのでしょうか。若い人の意見がないのでこのアンケートは無効とか言い出すのでしょうか。アンケートは約束通り取ったけど発表する約束はしてないとか言わないでしょうね。国も村も住民の意向に沿った政策をぜひお願いいたします。