福島県からのお便りが届きました。

飯舘村のお知らせが同封されているいつものものです。絆新聞なる怪しげな印刷物を見ると飯舘村から新天地に移り住んで復興している畜産農家の紹介と美容院のお話しが載っていました。同じ新天地でも彼らは県から認められているようです。我々新天地を求める会は役場に睨まれていると聞いていますが、この扱いの差は何なんでしょう。


まあ同じ新天地でも我々の望むものは放射能のない土地ですが・・・・。ところで福島民報の新聞が同封されてきましたが、何を示唆しているのでしょう。大熊町が帰宅困難地域に全町指定を要望している記事が載っていますが、飯舘村もこれに倣おうという大英断を考えてのことでしょうか。それであれば村長の後援会に入っても良いです。


中途半端に帰村を叫んで、あの線量の高い土地に住むことはできません。航空機で測定した飯舘村の線量と自動車で走り回って測定したものが発表されていますが、いったいどんな装置でどこを測ったらあんな低い数値が出せるのか不思議です。村が独自に行っている測定値でも、我々が個人で測っているものでも5倍近く数値に差があります。もう国のやることは何も信用してないので今さら文句も言いませんが、これを読んでいる全国の人には実態を知っていただきたいので、書き殴っておきます。


先日、新天地探しに行ってきました。良い土地はまだ日本中にたくさんあることを実感して少し安心しました。何を置いても線量計の数値が最低限で動かないのが不思議なくらい感動しました。避難先の東京ですらある程度の数値が出るのに、地面に置いても数字が変わらないのには本当に驚きました。福島はやはり相当に汚染されていますしかも、福島第一の1号機ではこっそりベントがされているという噂もあります。収束とは言えない情況ですよね。