12日に4回目の懇談会が行われました。おそらくこれを最後に、二度と説明はなく結論を押しつけられるのでしょう。前日まで村長は村はひとくくりで区域を設定すべきで3つに分けるべきでないと言っていました。ところが12日には行政区ごとに分けるような話しをしています。官僚さん達に入れ知恵されたのでしょうか。挨拶でさらっと言ってしまえとか・・・。


隣同士が区分けされないようにと言っていますが、隣と区別しないのなら全村同じ扱いになります。何を言いたいのかさっぱりわからないと言うかわからないように煙に巻いているのでしょう。質問への答えもはぐらかしばかりですね。剥がれた屋根が5μ以上あって処分してもらえない情況。今後どうするか検討するとのこと。そんな情況で除染なんかできるのか。


盛土して、線量が無くなったが、3ヶ月で元に戻った。この情況でも無駄な除染するのかという地元からの声。お金は大切に使ってくれ。と言う意見に対して、中井田総務課長の回答はぐだぐだ言うだけで、時間稼ぎ、結局狭い範囲だから戻ったと言う論理だが、全く根拠になっていない。一時は下がったのであり、周りからの空間線量の影響というのは論理破綻している。


この説明会は国の方針を飲めと言う会なのかとの質問。国の都合で一方的に押しつけられている。住民に相談を持ちかけた結果ではない。すべて元通りにしてもらう必要がある。終期についても国の勝手で決めてもらっては困る。住民の納得が必要。

これに対する回答:今回の内容は決定事項ではない。と言いながら、このままでは修復ができないので区域を見直して作業をしたいと言っている。しかし、時間はものすごくかかるとの認識。終期については仰るとおりと明言した。本当か?


何についてもご理解いただきたい。という。これは住民の思ったとおり、できないことをこっそり宣言している官僚用語でしょう。

村長:ゼロに向かって長い時間世代を越えて頑張っていく必要があるとの答弁。野田総理にも言ってそうかと言われたとのこと。それで野田総理は飯舘村はこのまま公共事業でお金をつぎ込めば、被曝を顧みず、みんなおとなしく戻って、原子力災害を収束できると思ってしまったのかな。天下りも安泰で一石二鳥と喜んでいるのかな。

何じゃそれ!被害者に向かって言う言葉か!しかも被害を受けた村の首長の言葉か!やっぱりもらうものをもらっちまったんだ。と思えてしまう。


村長は一生懸命国の方針を代弁して頑張っています。次期参議院議員候補としての民主党公認のための選挙演説なのだろう。