国による原発被災者見殺し作戦が始まりました。震災一周年を記念した行事のようです。被災地を3つの区分に分け帰宅困難区域以外の資産に対する賠償はしないようです。いずれ戻れるので価値の減衰分だけを賠償するとかいっています。自主避難者については一回だけの子ども手当で終わりのようです。子だくさんの家は得をして老人の家庭はバカを見るようなよく分からない賠償金額でした。


避難区域の賠償額も人数が多ければ多額の賠償が出るのに、一人暮らしではどんな大地主でも最低限の保証しか在りません。一人一人に対する精神的損害賠償は必要最低限のものですが、資産に対して全く無視し続ける原陪審の馬鹿たれには愛想が尽きました。


帰宅困難地域でさえ震災前の時価しか賠償をしないような指針ですし、その他は帰れる当てがあるから賠償の必要はないような言いようです。ふざけるな、土地も家もくれてやる。同等の土地と建物を放射能のないところに用意しろ。当たり前のことだ。この指針が通るなら、官僚どもの自宅と東電の役員、社員の自宅に高濃度のプレゼントを送りつけてやる。


間違いを犯しても一切謝らず、賠償もしないそんな倫理観のない国に成り果てました。東電の値上げ問題では枝野経産相が開いた口がふさがらないと言っていましたが、おまえの行動自体にこちらは口が開きっぱなしだといいたい。被災者に対するきちんとした対応ができないのならば国家は不要であると言うより害悪だ。いまだに垂れ流し予算で除染をしているようだが、ゼネコンがもうける以外何にもなっていない。結果も公開していない。原子力機構は何の役目も果たさず予算だけを食いつぶしている。


国民がこのまま見過ごせば、彼らはまだ役人天国を続けるつもりです。