横浜育ちの素人が、「1反農業で生活」。 (田舎へ移住)

311震災を気に、田舎に移住を決意。
田舎の無かった我が家が、徳島県に移住
しました。仕事も決まらないまま…
お借りしたのは1反(300坪)の畑。
農業1/3・食品加工1/3・販売&配送1/3
夫婦で小さな6次産業を始めました。
新天地で家族4人生活をしています。


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ここに来て驚いたことの一つに、ほとんどの人が山を持っている!

けっこう普通に「うちの山が」とか「あぁ、それならうちの山で」とか、会話の中で「山」を持っている人が多い事に気づきます。

その山では、筍、栗、梅・・・ などの木があります。

昔は筍の収穫で賑わい、整備されている山でしたが、今は高齢化の為に整備が行き届かないで荒れてしまっている山が増えています。

 
ここでお世話になっているおばあちゃんの山には数本の梅の木があります。
でも梅の木はだいぶ山の奥の方にあるため、整備も大変で農薬や追肥もされていない状況、
ある意味自然栽培状態になっています。
 
田舎の町では管理できなくなった梅・柿・栗・みかん・・・ などが、無農薬&無肥料の自然栽培状態になっています。
田舎では当たり前で珍しくない「実り」が、都会では入手困難な貴重な品になっています。
 
5月30日 ー今年1回目の収穫ー
6月 2日 ー2回目の収穫ー
「そろそろ採り頃」の連絡をもらい、2人で収穫に行きました。
収穫自体は1人でもできる事なのですが、ではなぜ2人で行くのか・・・?
 
1人でできるのをわざわざ2人で行くのは理由があります。
雑草をかき分けて行くので、マムシや猪・・ などの危険動物に遭遇したり、梅の木が池のすぐ近くにあって木登り時に枝が折れて落下した場合、1人だと助けも求められず山の奥なので気づいてもらえない恐れがあるため。
襲われたり池に落ちたりする、万が一を考えての2人行動なのです。
 
田舎町の移動は軽トラが一番!
あるある! 大きな梅の実が沢山!
嬉しくなってきました~
 
 
2人で1時間ほどの収穫作業~
今年の実成りは”良”!
大きく傷も少ない梅がたくさん実っていました。
昨年は雨や強風の影響で収穫は無し状態でした。
 
無農薬なので実には”そばかす”のような黒い斑点があるのが特徴です。
虫などに少しかじられて商品にならない実もありましたが、合計27kgほどを収穫してきました。
まだまだ実はありましたが、梅干し用の完熟梅用に後は残してきました。
来週には少々熟した実を収穫に来ます。
 
池に落ちないようにしながらの木登り。
池には大きな蛙達が沢山鳴いています。
 
綺麗な実が収穫できました。
 
収穫した実は大中小と混ざっていますが、早速チルド便で希望先に出荷!
お届け先は横浜の幼稚舎で、数人分まとめての共同購入です。
徳島の山の梅の実が、生まれ故郷の横浜で美味しい梅ジュースや梅酒になってくれることでしょう♪
 
田舎には宝物がいっぱいあります。
 

 

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このブログでは、移住してから現在の農業生活までを紹介していきます。

彩魁企画  担当:黒川しんたろう

現在の活動はブログ:「浜っ子農園物語」 でも紹介しています。

水の綺麗な町で育った美味しいお米を販売中です。

5kg、10kg、15kg、30kgで全国にお届けしています。

下記のブログで紹介しています。

 

「浜っ子農園物語」

http://ameblo.jp/ijuu-nou/


 での、お問い合わせい合わせは、
saikai-k@mk.pikara.ne.jp 

 

宜しくお願い致します。

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第44回 「毎日農業記録賞」に応募しました。

”優秀賞”を受賞しました。

 

 

2012年に徳島県へ移住をしてから想定外の人生を歩んでいます。

この数年間に起こっていることをまとめてみたいと思っていました。

そんなタイミングに毎日新聞社の「毎日農業記録賞」を知り、まとめてみることとしました。

 

 

   

 

 

作品を掲載しました。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

題名:「移住をして子育て可能な農業に挑戦」

                  黒川真太郎

 

 

横浜から身寄りのなかった徳島県に移住をして満4年になりました。

移住のきっかけは2011年3月11日に起こった東日本大震災。当時、5歳の長女・0歳の息子・専業主婦の妻・造船業を仕事としていた私の4人での暮らしは、住まい・仕事・友人・子育て環境にいたるまで、全てが順調で問題のない生活でした。

仕事は大型船や艦艇の造船で、物作りが好きだった私は大きな船を建造するという達成感のある仕事を誇りにしていました。

それがあの大震災により生活が一転、想像すらしていなかった人生を歩むこととなりました。

 

震災の翌日に水を買おうと思いスーパーに行きましたが、既に食料は無い状況でした。翌日、翌々日と状況は悪化。たまたま行った先のスーパーでは2かごの買い物かごいっぱいにしている年配の人が店員に、「買うものが全然ない」と文句を言っていました。横浜は震災による家屋の倒壊など大きな被害はありませんでしたが、首都圏の弱さを実感し、「お金があってもモノがなければ買えない」というお金の無力さを初めて実感しました。お金があるだけでは子どもたちは守れない、もし自分達で食べものを作っていたら子ども達だけでも守れるのでは?との思いから、ものが作り出せる暮らしへの移行を考えるようになりました。

 

夫婦揃って横浜生まれ横浜育ちで田舎がなく、身内のほとんどが横浜周辺にいる私たちにとっては、さて、どこに行こうか?と候補地を探す事がまずは想像以上に大変な事でした。

候補地選びにと妻は東京で移住相談会を見つけ出掛け、その時説明に来ていた徳島県担当職員の的確な説明が印象的で、候補地は徳島県に絞ることにしました。移住地選びにはその土地の最初に出会った人の印象も大切だと感じました。

そして2012年2月、下見のために家族で初めて徳島県の土を踏みました。

 

知人はいなかったので、不動産屋とハローワークを訪れての情報収集でしたが、大した情報を得ることも無く時間ばかりが経ち移住を断念せざるを得ない状況でした。

そんな時に偶然に出会うこととなった「新野支援隊」。民間有志の支援隊の方たちと希望が持てる前向きな話し合いが行われ移住への道も一気に前進し、2012年6月に家族4人で徳島県へ移住をしました。

暮らし始めた阿南市新野町は徳島市から車で約1時間ほどの自然豊かな町で海抜も約30m以上あり、市内を流れる桑野川上流に位置をしている水の綺麗な町でした。

 

移住後の生活は仮住まいのアパート、仕事は前職の技術を買われ支援隊が紹介してくれた鉄工所でした。仕事を終えて外に出ると目の前には田園が広がり、稲の緑のじゅうたんが風に吹かれている。技術があるからと横浜にいる頃と同じような仕事をする毎日に、「作り出す暮らしとしての農業をしたくてここに来たんじゃないのか?」と自問自答するようになりました。そんな想いを支援隊に相談すると「できるところからやってみるといいよ」と一人の方が2年間の耕作放棄地を1反ほど貸してくださいました。

農業の基礎知識はありませんでしたがやる気だけはあった自分に、タイミングよく「有機農業サポートセンター」の研修生募集情報が目に留まりました。しかし仕事を辞めての研修はその6か月無収入の生活となるという事。大丈夫だろうかと心配の尽きない選択をする事になりましたが、今ここでやらないときっと今後も挑戦できないと思い、思い切って応募する事にしました。鉄工所の社長も、私の決意や想いを知って快く送り出してくださいました。そして6ヵ月の研修が始まりました。

実習は葉物のみで多品種栽培を目指していた私には少々不満のある実習でした。

しかし、研修では今まで知らなかった有機堆肥と菌を使っての土作りや土壌分析、施肥設計などの知識を身につけることができ、土作りの基本を学べたことは大きな成果でした。

お借りしていた畑もあったので、学んだことを畑ですぐに実践し、2年間耕作放棄地だった畑の土が美味しい作物が耕作できる良い土へと変わっていきました。

 

子ども2人を育てながら、家族4人の暮らしを成り立たせるためには、研修後は直ぐに独り立ちして、自分で作った農作物を納得のできる価格で販売できるシステムを作る必要があると考えていました。

また、この土地に豊富にある食材や価値が無いと思われている食材に一手間加えた加工を行うことによって、付加価値の生まれる食品加工にも興味がありました。

 

研修は6ヵ月で無事修了、農業・食品加工・販売、配送を行う事業をスタートさせました。

まずは10種類程度の地元野菜を箱詰めにした「野菜セット」と、新野町で収穫したお米を関東に住んでいる友人や知人に利用してもらい、感想を聞くことから始めました。

お届けした野菜は新鮮で美味しいと好評でお米のリピートも9割以上あり、徳島県の食材が美味しいことを他者目線から実感できて、事業を続けていける手ごたえを感じることができました。

夫婦2人で始めた事業は3本柱。農業1/3、食品加工1/3、販売・配送1/3、の小さな6次産業は、家族が農業で生活が可能と思える自分流のスタイルです。

 

3本柱その①、「耕作面積1反での農業は無農薬有機栽培」

有機堆肥は同じ町内の畜産農家の牛糞堆肥を使用。外国産の遺伝子組換えを行っていない餌を使用している牛糞堆肥にしました。その堆肥に微量要素を加えての土作り。

野菜作りのこだわりは無農薬栽培なので目が行き届く1反を耕作面積としました。

耕作する野菜は、10種類前後の「野菜セット」を商品としているので、少量多品種生産としました。あまり見ることのない野菜でも、興味を持ち面白そうと思った野菜作りには積極的に取り組むこととしました。

昨年の冬は赤カブと赤大根を耕作しました。日本人は健康に敏感で、身体に良い食材には需要があると思っています。赤大根の色素はアントシアニンで、青首大根と比べ約3倍の抗酸化作用の効能があると言われています。実際にサラダや漬物にして食べてみてもとても美味しい野菜でした。

赤大根を「野菜セット」に詰め、効能やレシピを紹介して、希望者にはプラスのオプションとして紹介すると大変好評でした。

来シーズンには数種類の赤い根菜類の耕作と面積の拡張も予定しています。

白い大根などは地元農家さんが沢山耕作しているので、仕入れることにより農家さんの収入にもなりました。

お米については、まず消費者から年間必要量を予約してもらい、町にはお米を耕作している方が沢山いるので委託栽培をお願いすることとしました。

耕作を委託するお米は、水・堆肥・農薬などを農家さんと打ち合わせを行い、価値のあるブランド米作りに積極的に取り組むことにしました。

現在では、新野米・新野源流米・新野無農薬米を耕作し、年間販売量は約10トン。米どころの新潟県や宮城県、北海道~沖縄迄と、全国に新野町のお米をお届けしています。

 

3本柱その②、「地産地消の食品加工」

お米の需要拡大にも積極的に取り組んでいます。

最初は新野町のお米と県内の塩のみで作れるシンプルなお菓子、ポン煎餅を焼くこととしました。

賞味期限は4ヶ月あるので災害用の非常食にもなり、乳幼児の離乳食にもなります。

乳幼児やアレルギーがある子のお役に立てればとの思いから、熊本地震の救援物資として避難所にもお届けました。

製造過程で割れてしまい商品にならない煎餅はさらに砕き、チョコレートをコーティングしたお菓子にしました。小麦アレルギーのある子どもでも食べることのできるチョコレート菓子の完成です。

食品加工の過程でも規格外扱いとなってしまう商品にはアイデアを出して、新たな商品へ加工することも挑戦しています。

 

近年日本の食文化は多様化していて、小麦粉を原材料としたパンや麺類がよく食されています。そんな分野にもお米を使用したいと考え、お米を使用したパン・ケーキ作りも行っています。

パンにはお米以外にも畑で収穫したカボチャや芋、地元産の小豆・人参・紫芋・卵・ハチミツなど積極的に使用する事で、地元にはこんな食材がある事をパンを通して紹介しています。

お米を使用したパンは腹持ちが良く、モチモチとした食感が特徴的で美味しいと好評で、食パンは開店1時間ほどで完売となるほどの人気商品となりました。

新鮮で豊富な食材を見ていると自分が食べてみたいもののイメージが頭に浮かんできます。食材を見ると後から後からアイデアが浮かんでくる食品加工が楽しく、これからの可能性も大きく感じます。

 

 

 

3本柱その③、「販売と配送」

お米と野菜はインターネットを利用して全国へネット販売。

加工食品のパンとお菓子は週に一度、作業場の一部にテーブルを並べ、その一画をパーテーションで仕切った販売スペースを作り、地産地消の食品工房として直売する店を開いています。

人通りの少ない場所ですが、10時の開店直後から町内や市外からもお客さんが訪れるようになり、早い日は開店2時間ほどで完売してしまうほどになりました。

パン以外の日持ちのするお菓子は、市内の道の駅や観光案内所などでも販売しています。

 

徳島に来るまでは農業をしたいと思いつつ、主な収入を得るためには何処かの会社に勤めなければと思っていました。それが、来た土地には新鮮な食材が豊富にあり、それら食材を作りだせる土地も豊富にありました。全国にはこの町では当たり前と思われている食材を求めている家庭が沢山あり、その生産地と消費者のパイプになることが新たな仕事となりました。

豊富な食材が時には余ったり、規格外の食材と出会い、それを加工することによって新たな商品が生まれ需要も生まれました。

「田舎には何も無い」とよく言われますが、表面に出ていないだけで可能性はいくらでも眠っています。「ないのなら創ってみる」そんな気持ちでとりあえず行動を起こす事が出来る、可能性を掘り起こして組み合わせて広げられる場所です。

 

「作れる人になる」これからの世の中大切になるものだと思っています。

これからも自然豊かな土地で「ないなら創る」を家族4人で楽しみ、農業を軸とした生活の可能性を広げていきます。

 

*********************

読んでいただきありがとうございます。

作品は、毎日新聞社さんの冊子「キラキラ農業」にも掲載されます。

2017年2月発行予定

 

 

 

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年が明けたのはついこの前だったはず・・・
なのにもう春の大型連休が過ぎていくなんて、あっという間に時間が過ぎていることを実感します。

4月29日(金)の祝日は週に1度の「野菜セット」発送日でした。早朝6:00、農家さん達にお願いしてあった野菜を調達して、9:00頃からダンボール箱に新鮮な野菜を詰め合わせ、午後3:00頃に無事発送作業が完了しました。

そして30日は家族総出の畑作業!!
休日のイベント?それとも仕事?

この時期は陽気も良いので、畑作業に楽しみもプラス!
畑作業+青空レストランです。
軽トラックの荷台に、カセットコンロ・水・折畳みテーブル・調理器具を載せて畑へGO!

大人は草刈り・黒マルチ・苗植え・種蒔き作業。
子ども2人にはちょっとした畑作業の手伝いと、昼食の調理をお願いします。

意外な事に、ここに暮らし始めて、子育て世代の家族が畑作業を行っている光景を見ることがほぼありません。
都会暮らし時代に思っていた田舎のイメージとはずいぶん違っていました。

暮らし始めて間もなくの頃、この光景になぜだろう?と疑問が湧き、地域の人達に聞いてみました。
すると、「子どもの頃に無理やり親の畑作業を手伝わされた」という苦い思い出話しが多く耳に入ってきました。
遊びたい時にちょうど収穫時期で遊べなかった、などイヤな思い出で畑作業が嫌いになったという話しは、なるほどと納得できました。

我が家も子ども達に無理やり「畑作業の手伝い」を強制したら、将来同じように「畑嫌い」になりかねない!!
そんな思いもあり、畑作業には子どもが楽しく思えるような行事も考えるようになりました。
その楽しみの1つが「青空レストラン」です。


空気の綺麗な場所でのお昼ご飯、メニューは子どもにお任せで作ってもらっています。
子ども達も料理は好きなので調理も喜んでやってくれています。この日のメニューは、シラスピザとトマトのピザでした。



料理以外の畑作業も手伝ってもらい、子どもの好きな、トウモロコシと甘瓜の種蒔きと苗植えも一緒に行いました。
親として、畑作業ができる自然が豊かで身近な場所に来たのだから、子どもには物を作ることのできる大人になって欲しいとの思いがあります。
今日の出来事がひとつの経験となり、大人になった時に役に立つことがあればいいな、と思っています。
畑で働く親の後ろ姿も見て育っていって欲しい。



夏野菜耕作の予定は、
ナス・ピーマン・トマト・ズッキーニ・オクラ・
トウモロコシ・シソ・甘瓜の予定です。
これから害虫との闘いも始まります。

遅れていた畑作業もだいぶ進みました~
よかった\(^o^)/

残りの連休は綺麗な海へ行きます♪


翌々日。
海岸は白浜、こちらの海は綺麗です。
子ども達はやっぱり海が大好き!


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全国移住ナビ・移住体験談で、我が家の動画が公開されました。

https://www.iju-navi.soumu.go.jp/i…/rankingContestTaikendan/

↑このページで、”6次産業起業賞”の「横浜から移住!」というのをクリックして、「体験動画の再生」をクリックしてみてくださーい。

家族の畑作業が公開されています。




このブログでは、移住してから現在の1反農業生活までを紹介していく予定です。
行事の紹介もして行きます。
書き込みは、時間のある時に少しずつの予定です。
宜しくお願いいたします。


彩魁企画  担当:黒川しんたろう

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うちの事業活動は、
・農業1/3
・食品加工1/3
・配送、販売1/3
となっています。
(夫婦2人の小さな6次産業)

お米を加工して消費拡大にも積極的に取り組みたい、それが食品加工の目的の1つです。


お米を使った主な商品には、パン・ケーキ・ポン煎餅があります。

お米の加工品の1つ、ポン煎餅。
作ろうと思ったきったかけは、徳島県に来る前から、子ども達に離乳食やおやつとしてよく購入していたからです。
でも原材料を見るとお米は「国産米」と記載されています。何処のどんなお米? 以前ニュースでも取り上げられた事故米?
そんな不安を持つようになり、それなら自分達で作ろうと思いました。
引っ越してきた新野町には、美味しくて安心できるお米がたくさんある!
材料はある、やる気もある、ならやろう!


現在、農家さんが耕作したお米の価値はかなり安く、作れば作るほど赤字となる現状があります。
そのお米でもポン煎餅にして焼くと、十倍以上の価値のある商品に生まれ変わります。
一手間加えることによって価値のある商品へ。

ただし、機械の設備投資や加工品を販売する市場開拓にはセンスと営業が必要かなと思います。
ポン煎餅を焼いて今年で3年目、現在は道の駅・市の観光案内所・小売店・ネット販売・イベント販売・自分のパン屋、などで販売しており、製造が追いつかないくらいになっています。

そのポン煎餅を焼いていて、以前より疑問がありました。
機械で焼いている時に「ポンッ」と言って、焼けた瞬間に飛び散ってしまう煎餅の破片と、割れたり欠けてしまっう煎餅がどうしてもできてしまうのです。
飛び散った破片はゴミとして処分、割れたり欠けてしまった煎餅は、「割れセン」として半額以下のサービス品として店舗で安価に販売をしていました。
もう少し利用価値がないものか?と見るたびに思いはありました。
それが今年になってちょっとしたイタズラ心からチョコレートでコーティングをしたら、けっこうイケる商品になったのです。
食べてみてもやみつきになるくらい美味しい!
この商品をちょっとオシャレに袋詰めにして販売することになりました。
価値の無かった物がちょっとした工夫から、さらに+数倍もある人気商品に生まれ変わりました。
現在では、本来のポン煎餅よりもよく売れる人気商品となっています。

お米 → ポン煎餅 → ポンチョコ 

一手間加えることによって、最終的には数十倍もの利益商品に生まれ変わりました。
価値がないと思っている物でも、ちょっとしたアイデア次第で価値のある人気商品に生まれ変わる可能性があります。


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2月に第二回「とくしま回帰」空き家等利用活用推進協議会が開催され参加してきました。
田舎には沢山の空き家があり、町の入り口や通り沿いなどには利用価値のある物件もあります。


2015
年には第1回目が開催され、移住者からの立場として空き家は個人の資産ではあるが地域の大切な資産として、活かせる人が活かせるような取り組みを待った無しで取り組んでほしいとの思いを意見してきました。

今年になって新野町の空き家情報が3件ほど入手できたので、町の様々な方に協力していただき家主さんに賃貸・購入が出来ないかと交渉させてもらいました。
結果は残念なことに全滅でした。
新野町には将来、高速道路のインターができる計画もあり家主さんの目論みなどもあるようです。

徳島県に移住をして満3年半となりました。
移住前から住まいは一戸建てを希望していましたが良い物件が無く、物件が見つかるまではアパートに仮住まいすることとなりました。
それが未だに仮住まいのままです。
仕事を行っている工房と畑は住まいから約2kmほどの場所にあるので、毎日数回行ったり来たりを行っています。
住居+工房+店舗が可能な空き家物件が町には数件あります。もし、この物件を活かすことが出来ればさらなる事業展開も可能だと思っています。

徳島県の空き家率は全国でなんと4位。
毎年順位は上がっています。
固定資産税が安いのも手放さない大きな要因だと思っています。
(固定資産税は最高で1/ 6に軽減)


固定資産税の軽減措置には矛盾があると思っています。

よく聞くことのある、別荘とセカンドハウス。
別荘とセカンドハウスでは税制面で大きな違いがあります。別荘は普段は居住しない、保養のためのぜいたく品という括りで軽減措置は受けられませんが、セカンドハウスは「生活に欠かせない住居」と自治体が判断すれば軽減措置が受けられます。

色々な条件がありますが、条件の1つに「毎月1日以上の居住をされていること」があり、自治体に証明をする必要があります。
軽減措置を受けるために、そうした条件が設けられるのは必要と思います。使っているから軽減しましょう、それは活かされている物件には必要です。
しかし町で多く目にする空き家は、セカンドハウスどころか別荘よりも利用されておらず、月1使用どころか何年も放置状態のものもあります。

それなのに「以前は住んでいたから」という事で固定資産税が軽減されているのです。空き家を持っていても金銭的にはさほど大きな負担にならないから手放さないでいられる?
それは別荘と同じく贅沢品扱いで良いのでは?と思うのは自分だけでしょうか?


空き家バンクには物件情報が不足しているとの報告がありました、税制面のテコ入れを行うことが物件情報を入手する手段になるかもしれません。
厳しい税制改革によって空き家を有効利用させる取り組みに舵を切る必要があると思うと同時に、空き家を保有している家主さんも貸すことや手放す事によって、放置しているより収入にもなり町の活気にもつながり、良かったと思えるような取り組みも自治体が並行して行う必要があると思っています。


空き家を上手く活用することは地方創生の大きな課題、近年の移住ブームもいつまで続くかわからない、地方の空き家に需要があるうちに待った無しの対策が必要と思えてなりません。
空き家は活用次第で地域の財産になりますが、ただあるだけでは朽ちていくだけです。

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数ヶ月ぶりのブログの更新です。

今年の徳島県の冬は、大規模なエルニーニョ現象の影響でかなり暖かく、予定では年明けに収穫予定だった作物が1ヵ月以上も早く成長し、想定外の収穫期となっています。

この時期はどこの農家さんも大根や白菜などの冬野菜が大量に収穫されて、価格も暴落しています。毎年の光景です。
一気に収穫時期を迎えるので、年が明けてしばらくすると品数も少なくなってきます。これも毎年の光景です。

その光景を見ながら、それなら供給量が少なくなってくる時期に収穫できるようにと思い、種蒔きを少し遅らせた野菜が、今年は暖かい気候の影響からもう収穫期となってしまいました。

異常な暖かさの影響から、12月になっても葉を食い荒らすイモ虫も活動中で葉物野菜はかなりの被害となっています。
いつもは12月、寒くなれば虫の被害も無い時期なのに・・・

有機農業理論では、土壌分析を行いその土壌と耕作計画の作物にあった土作りを行えば、肥料不足や肥料過多にならずに農薬を使用しなくとも害虫被害に遭わないと言われています。
肥料過多は植物のメタボ状態で窒素(N)が消化しきれず、消化しきれなかった窒素に誘われて虫が来やすいとのことです。
しかし、実践は理論通りには行かずに害虫被害はあります。
理論を教えている有機農業サポートセンターで栽培している葉物野菜もかなりの虫被害で、理論通りに栽培できたことはありませんでした。

対策の1つとして、液と木酢液の散布もありますが、効果の持続は短く数日置きに散布は必要で、アブラムシには多少の効果はあったようですが、ヨウトウガやイモ虫にはほとんど効果は見られませんでした。

消費者の価値観として求められている無農薬野菜。
しかし、実際に無農薬野菜を栽培する農家はそれに費やす時間や労力、栽培したものが「100%商品になる」わけではないというリスクもあり、それらの問題が解決できなければ商売として成り立つことは難しいのが現状です。

野菜の種類にもよりますが、葉物野菜のキャベツや白菜などは特に難しく、1つの種から収穫は1つ、無事に収穫して販売できない場合には野菜が成長するまでの数ヶ月間が無駄となります。
おそらく農薬を使用すれば9割以上は商品になるでしょう。



かなりの虫被害です。
収穫後に虫食い葉をむいたら中身はほとんど残らずでした。
我が家の夕食用になりました。


うちの農園での状況を見ると、無農薬白菜に限っては良くて1/3程度が出荷可能な状況です。

商売として考えた場合は白菜1玉(中玉)が市場価格で250円の場合、2/3を保障とすると250×3=750円、中玉白菜の販売価格が750円でないと商売としては成り立たない計算です。
それでもかかった労力・時間を考えると、750円でも最低価格だといえます。

うちの畑で収穫した無農薬の白菜を750円で販売することはありませんが、無農薬野菜を求めている消費者の皆さんが、そんな農業事情を理解してくださると有難いなと思います。

1反だから可能だった無農薬野菜達


害虫駆除は木酸酢と手で一匹ずつの駆除。

根菜類は比較的に虫被害も無く、綺麗です。
カリフラワーも綺麗にできました。
絶対に美味しい!!自信ありの無農薬野菜です。
食べてみるとやはり、とっても美味しい!!
カリフラワーは自然な甘味があり、さっと茹でて何も付けなくても、いくらでも食べられる美味しさでした。



*<お知らせです。>*

 平成28年1月16日(土)終了しました。
 22番札所・平等寺(新野町)にて
 「白水マルシェ」が開催されます。
 出店予定の店舗は約35店舗ほど。

 (新野町)10:00~  
  「おやつ工房」も出店します。

  菓子・パンの販売を行います。


白水を使用したポン煎餅も販売いたします。
白水山平等寺の井戸水(霊水・白水)を使用した、御利益のある「白水ポン煎餅」です。




美味しい「四国のサブレ」も販売!
小麦粉は新野町産小麦粉を使用です。

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行事の紹介もして行きます。
書き込みは、時間のある時に少しずつの予定です。
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「浜っ子農園物語」

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無農薬みかんの収穫!

こちらに来て満3年、そしてみかんの収穫も3年目の秋が到来しました。

今年も毎年お世話になっているおばあちゃんのみかん園に収穫に行ってきました。
住まいから車で約30分ほどのみかん園。
かなり年配のおばあちゃん、昔は収穫から配送までこなしていたとのことですが、今では収穫や手入れもなかなか行き届かずのみかん園です。
そのおかげで、消毒(農薬)の散布も出来ないため、無農薬みかんが栽培されています。
無農薬なので、皮は黒い斑点があったりキズがあったりで、スーパーなどでよく見るみかんよりは綺麗ではありませんが、安心して食べられる価値のあるみかんになっています。
味も酸味に甘味があり、「美味しい」と大好評みかんです。

今年も異常気象で、秋に雨がほとんど降らず、例年より3週間ほど早くみかんが熟してしまいました。
「もうみかんが熟しているよ」との連絡をいただき、2人で空いている日に急いで収穫に行ってきました。

2人黙々と2時間ほどでコンテナ5個分を収穫。
自分達で収穫するのでその分価格も安くなるので、販売も良心価格でお届けできています。

コンテナ5個分で約120kg、初回の収穫分はすぐに嫁入り先が決まり、追加のお問い合わせもあったのでもう一度収穫に行きました。
合計約240kgの無農薬みかんは10日間で好評完売しました。
神奈川・東京~徳島県内のお客様、共同購入もあり大好評で完売となりました。

収穫してきたみかんは黒い斑点があったり、SS・S・M・L・LLが混ざった状態。
サイズ分けはしないで、混ざった状態で箱に詰めて出荷。
それでも誰からもクレームなどはありません。
それどころか、「美味しい」「安心できるみかんをありがとう」「追加で注文できますか?」など、毎年大好評です。
2人での出荷作業ですが、サイズ分けしない分作業も楽になり、価格も安くできます。

こうした事を始めて、消費者はサイズや形などの規格より、味や安心できることのほうに価値を重んじていると常々感じます。

スーパーなどで見るみかんの市場価格は、見た目重視の価格設定なのかな・・・と思うようになりました。
私たちが収穫してお送りするみかんでは、見た目にもサイズにも最低価格にしかならない、または買い取りさえしてもらえないかもしれません。
市場の規格としては流通しないみかんかもしれませんが、美味しさと安心感で好評です。

様々なサイズがあるので、サイズによって味が違うということも食べてみるとわかります。
同じ木から収穫した実なのにサイズで明らかに味が違っているんです。
(食べてみると納得できます。)
そんなことも、うちが発送するみかんを食べてみると感じられると思います。
価格はM~Lサイズが高く設定されていますが、SS~Sサイズのほうが、酸味に甘味が凝縮されていてとても美味しい!

出荷時にサイズの混ざったみかんの箱詰めを行いながら、「見た目よりも、サイズの小さいほうが美味しいと分かってもらえるといいな」と思いながらお届けしています。

こちらの人達にとっては当たり前のもの
こちらでは当たり前すぎて価値を感じる事がなかったもの
それが、質が良かったり味が良かったり安心感が持てたり、作っていない場所で求められている「価値あるもの」だったりします。

そうしたものの「こちらとあちら」を上手くつなげる。
そんなパイプの役目が一反農業の暮らし方のように思います。

年内にもう一度、収穫に行きたいと思っています。



★☆ お知らせです♪
●「 四国の右下・まけまけマルシェ」に出店いたします。
H27年11月8日(日曜日) 9:00~15:00
場所: 徳島県美波町・道の駅日和佐
 地産地消の食品工房 「おやつ工房」
 人気の「銀シャリ食パン」も販売します。
 (今週は開店1時間半で28斤が完売しました。)
 パン各種・ポン煎餅・クッキー ・・・ などを販売予定です。


●「 阿南市活竹祭」に出品いたします。
H27年11月28日・29日(土・日曜日) 9:00~15:00
場所: 徳島県桑野町上張・JAアグリ
 地産地消の食品工房 「おやつ工房」
 28日(土) 新作発表会 一部:10:00~ 二部:11:30~
 29日(日) スイーツカフェ 9:00~
 創作パン(クロワッサン)・プリンなど、4種類程度を出品予定です。
 ポン煎餅・クッキー ・・・ などは阿南商工会議所ブースにて販売予定です。


宜しくお願いいたします。


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このブログでは、移住してから現在の1反農業生活までを紹介していく予定です。
行事の紹介もして行きます。
書き込みは、時間のある時に少しずつの予定です。
宜しくお願いいたします。


彩魁企画  担当:黒川しんたろう


現在の活動はブログ:「浜っ子農園物語」 でも紹介しています。

「浜っ子農園物語」

http://ameblo.jp/ijuu-nou/


 での、お問い合わせい合わせは、
saikai-k@mk.pikara.ne.jp 





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テーマ:
9月の畑作業。

現在の徳島県は端境期、冬野菜作りの準備の為に野菜市場は1年の中で一番野菜の少ない時期です。

我が家の農園でも、夏野菜から冬野菜作りの準備を行う時期です。
少々遅れ気味でアセっています。
トマト・ピーマン・トウモロコシ・メロン・カボチャなどの木を抜いた後、地元堆肥を入れて土作りを行い、冬野菜の種蒔きや苗の定植を行います。

田舎生活での楽しみの1つは家族での畑作業。
子ども達にも少し畑作業を手伝ってもらっています。
せっかく田舎に来たのだから、都会では出来なかった畑作業を家族で楽のしみたい、そんな気持ちから年に数回は家族総出で本格的な畑作業をしています。
家族の共同作業は、一大イベントです。


畝作り


畑作業の日の楽しみの1つは昼食、最初の頃はお弁当を持って行って畑にシートを敷いての昼食でしたが、最近はまっているのが”青空レストラン”のオープン!
その場で収穫した新鮮野菜達をその場で調理しての昼食。

軽トラには、パラソル、カセットコンロ、水、クーラーBOX,調理器具、食器類と、パスタや小麦粉などの食材を載せて畑に行き、荷台をテーブル代わりに調理を行います。

まだまだ収穫可能な野菜は、オクラ、ナス、キュウリ、シソ、バジルなど、子どもに収穫を任せ、最近お料理に興味を持ち始めた娘(小5年生)に調理も任せてみました。


オクラは大人の身長ほどになっています。


2人でピザを作っています。


親は料理が出来るまでは汗をかいての畑作業。
この日の目標は2週間ほど前に作っておいた畝に種蒔きと、苗の定植。
草刈り後には、新たな土作りと畝作り(約45m)。
お昼を楽しみに、作業もはかどります。

この日は姉弟でピザとパスタ、サラダを作ってくれました。

美味しい空気がある自然の中で食べる昼食は最高です。
調理した野菜は自分達が作った野菜だから安心して食べられるし、より一層美味しく感じます。
美味しい野菜達と自然の恵みに感謝します。

この日は作業もはかどり、大根・赤大根・かぶ・赤かぶ・小松菜の種蒔き。
白菜・きゃべつ・ブロッコリー・カリフラワーの苗定植が出来ました。
収穫が楽しみです。

こうした日々を、そしてこんな小さなイベントを、子ども達がどんな思い出にしてくれるかはわかりませんが、大自然の中で楽しみ学んだ事が将来大人になった時に少しでも役立てることが出来ればと思っています。
これからもこのような日を大切に、1つでも多くの事を一緒にやりながら伝えていきたいと思っています。


また、近いうちに青空レストランオープンします♪
あ、でも寒くなってくるな・・・
あったかいスープかお汁粉が恋しくなりそう。


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徳島県阿南市が移住促進用のPR動画を公開しました。
「全国移住ナビ」阿南市PR動画(3分間)。
我が家も前半と後ろでちょっと出演しています。
宜しければ見て下さい。

クリックで見れます。
動画:「阿南市移住ナビ」



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5月には田んぼの田植えが始まりました。
8月下旬から9月中旬には収穫もほぼ終わり、今年の新野米のお届けが本格的に始まりました。
今年は稲の開花時期の7月に台風の直撃、花が落ちて白くなっている田んぼもありました。
それでも8月は天候も良く、全体的な収穫量は例年より減りましたが、実は良く熟れていて、ツヤに甘味もあり、良いお米が収穫できました。

花が落ちてしまった為に実になる数量が減ってしまっただけでなく、今年から籾摺り時のメッシュ(ふるい)の規格(網目)が大きくなり、これまでは玄米で流通していたものが網目からこぼれて流通できないお米(米粒のサイズ規格外)となるものが増えたためです。
メッシュ 0.8→0.85になり、その分、徳島のお米はこれまでより粒が大きいものだけ流通するようになりました。



3年前に初めてここを訪れた時に、広大な田園風景にビックリしました。
徳島県でこんなにも沢山のお米を耕作しているとは知りませんでした。
横浜で40年以上生活をしている時には四国のお米を見たことが無かったからでした。
そして、家族で毎月約10kgのお米をスーパーで買う生活。
横浜のスーパーでよく目にするお米は新潟産や東北産のお米ばかり。

そんな自分がここに来て、お米を全国に販売することになるとは思ってもいないことでした。

お米の販売も今年で3年目。
来た年(平成25年)は、たまたま知人農家さんのお米の収穫の話になり、「試しに収穫できたお米の一部を売ってみましょうか」そんなお酒の入った席での話しから販売を行うこととなりました。

購入された方からは「徳島のお米は美味しい」と大好評で、それからは本格的に耕作計画から販売計画を立てて事業の一環となっています。

それから3年目。
田植え時期にはまだまだの冬、お米農家の若い生産者さんと打ち合わせも行い、こちらから耕作して欲しいお米を提案して、委託して耕作してもらいました。
・農薬使用は1~2回以下の減農薬栽培
 (使用量は最低限)
・水は桑野川上流域の綺麗な水、一部は井戸水使用
・一部の田んぼは無農薬栽培(今年初めての試み)
・基本は地元有機堆肥を使用
 (この町には畜産農家が数軒あります。)

*年間取扱い量はお借りしている低温倉庫のスペース上、年間12トン以下となっています。倉庫のスペース上、限界量となっています。


50代の若い農家さんには相談して、初めて無農薬栽培をお願いしました。
本人も初めはためらいがありましたが、
「無農薬米を求めている人はかなりいる」
「責任を持って買い取るし消費者に説明して販売する」
と話しをしたところ「よし!やってみるか」と挑戦することになりました。

★今まで本格的にはやった事が無い
★もしかしたら虫がいっぱい来て全部ダメになってしまうかもしれないかも・・・
★収穫できても虫食いが多くて誰も買ってくれないかもしれないかも・・・
今までやったことのない無農薬栽培に挑戦するというのは、とても勇気が必要な挑戦なのです。

この農家さんは畜産農家で、これまでも苗作り、田植え、収穫、乾燥作業、堆肥作り、種籾作りを自ら行っていました。
約10反ある田んぼの中から、無農薬に適した田んぼを厳選、日当たりが良く、風通しが良い田んぼで挑戦。
2年毎に自ら作った牛糞堆肥を散布しています。
肥料過多にならないように調整して。

無農薬米の耕作は1反4畝。
(一反・・・・・300坪 約991㎡)
(一畝・・・・・30坪  約99㎡)


苗の定植も適度な間隔で調整。



自ら立てた苗で田植え。  
一般に購入する苗より茎が太く緑も濃い苗です。


夏場の草刈りも通常の3倍以上、なぜなら雑草が生えると虫が来るのでまめに雑草刈りを行いました。

9月上旬の収穫。
今年の収穫期は雨が多く、収穫のタイミングが難しい年でした。
稲刈り機が田んぼに入ると、今まで経験したことが無いくらいの虫の多さで、一面に虫が飛び散っていきました。
「実は大丈夫なんだろうか?」と不安が過ぎました。
収穫後の籾にはやはり虫被害の黒い実がありました。
母屋にある乾燥機に籾を入れ、数日後に籾摺り、そうして玄米が出来上がりました。

最近の籾摺り機には虫被害の黒い玄米をある程度は弾いてくれる機能があり、その機能のある機械で玄米に仕上げていただきました。
畜産農家なので、弾かれたお米や実の大きさが規格以下(クズ米と呼ばれます)は牛の餌になります。

無農薬米は、その耕作規模から計算して当初はかなりの虫被害があると予測し、15~17袋(1袋=30kg)ができそうとの予定でしたが、25袋の収穫ができました。
玄米の状態も良く、緑や白の実もほとんど無く良く熟れていて、とても香ばしい籾の香り、心地良い自然の香りがしました。

現在のお米相場は安く、JAさんの買取り価格では作れば作るほどの赤字、そんな状況からこの町でも年々耕作放棄地が凄い勢いで増え続けています。
日本人の主食であるお米、そんな毎日食べるお米だからこそ、安心できるお米を求めている消費者さんはたくさんいます。
毎月の食費は安いほうが良いに決まっている。
家計に無理の無い価格で、それが安心できる物であれば需要が生まれます。
もちろん、食べた方からの感想が「美味しい」は大切です。

今回収穫できた無農薬米は無農薬栽培と農家さんの手間を付加価値として高く買取り、消費者さんにはその価値を説明した価格で販売できました。
収穫を予測していた15袋は数ヶ月前には予約完売済み、予測より多く収穫できた+10袋は収穫後に案内すると直ぐに完売しました。

お米を作っても赤字、それならば赤字にならないお米作りを提案して作ってみようと始めた試みです。
早くも来年の計画は無農薬米の耕作規模を拡大する話しで盛り上がっています。

生産者と消費者の共存共栄、そんな考えから付加価値のあるお米作りを今後も提案し作っていきます。


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9月4日、毎週金曜日の「野菜セット」出荷作業。

前日迄に準備できることを行い、当日の早朝に野菜の調達、うちの畑で野菜の収穫を行い慌ただしい出荷作業の1日となります。
1週間の中でも一番忙しいのがこの「野菜セット」の出荷日となっています。
出荷までのタイムリミットは、4時の宅配便集荷となっています。

前日迄の準備は。
・野菜の収穫
・野菜の袋詰め
・野菜の調達
・オプション品の準備
・お米の精米と袋詰め
・毎週のオプションチラシ作成
・伝票の作成
・野菜BOX組み立て(ダンボール箱)
など、なるべく前日迄に出来ることは一つでも多く準備するようにしています。

9月に入ってからのこの時期は端境期、徳島県の野菜市場は品薄で全ての野菜価格は高騰しています。
年間で一番品揃えに苦労する「魔」の時期到来です。

正直なところ、ここに来るまでは野菜の少ない端境期があること自体知りませんでした。
横浜で生活をしている時は、スーパーに買い物に行けば旬の野菜から旬でない野菜まで何でも売っていました。
産地もあまり気にすることが無かったので、大根やキャベツ・人参は年間通していつでも作れるものだと思っていました。

ここのほとんどの農家さん達は同じ時期に同じような野菜を栽培しているため、端境期は野菜収穫がほとんど無く、近くの直売所では並んでいる野菜はほとんどありません。棚はガラガラの状態です。

そんな事情からうちの農園では、この時期でも収穫可能な野菜や、夏野菜も少々時期を遅らせて耕作し、端境期でも収穫ができるように計画をしています。
うちの畑ではこの時期一番収穫されている野菜にオクラがあります。
オクラは種を一週間おきにずらして蒔き、1畝と半分(約60m)ほど栽培しています。
メリットは1本の木から長期間収穫が可能で実成も沢山あり、背丈もどんどん高くなるので収穫も楽です。(腰痛でも収穫は楽です)
毎回セットに入っていても美味しいと人気があり、+のオプションとしての追加注文も沢山あります。
なんといっても美味しくて夏バテ防止の健康野菜です。
うちの子どもたちは毎食オクラを食べているせいか、風邪などの病気はほとんどありません。
オクラを食べているからという根拠もはっきりとはしていませんが・・・

1袋には10~13本ほど入れてます。

キュウリもこの時期に収穫ができるように遅めに種蒔きをして、台風が来ても被害が少なくてすむように、地這いキュウリで耕作しています。
地這いは実が地面についている状態なので、雨が多いと実が傷みやすいのが難点です。
ナスも台風被害後に剪定をして秋茄子が収穫できていますが、お盆後からの雨続きで腐ってしまう実も多くなってきました。
露地栽培の難点です。

その他は、モロヘイヤ・ツルムラサキ・シソ・唐辛子などが一反の畑で収穫できています。

野菜を毎週消費者さんに届ける事業にとっては、この端境期をどう乗り切るかが1年の中でも大変な課題だと思っています。
1ヵ月前までは、山のように安く売られていたキュウリが、1ヵ月後のこの時期は高価な野菜になっています。
野菜の調達も難しく、仕入れる価格もかさみます。

工夫次第で自分で作ることができる野菜はこの時期に、1種類でも多く作れるよう計画していきたいものです。
それでも、この時期に収穫できるようにと計画をしていた野菜の一部が、悪天候や台風によって枯れ、予定通りに収穫できていないものや、予定していたより収穫の少ない野菜もあります。

露地での旬の野菜作りはその時期だけの実践です。
種を蒔いて数ヵ月後の収穫期にならないと結果が出ない事もあり、もちろん失敗もあります。
1年に一度の実践、気候も毎年違い農業の難しさを実感しますが、自然とともに暮らすとはこういう事なんだと土や水に感謝しながら畑に立つ日々です。


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徳島県阿南市が移住促進用のPR動画を公開しました。
「全国移住ナビ」阿南市PR動画(3分間)。
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