日米カップルのドタバタアメリカ受験備忘録④ | 小さな島の小さな家で  Vashon 島だより

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世界放浪の後、ついに念願の島暮らしを実現。ワシントン州のシアトル対岸の小さな島でリタイヤ生活を始めました。

ステイホームも飽きたけど・・・できる環境の人間はやらなきゃね。

 

さて今日も続きですよ。御曹司のハイスクールではボランティアを何時間かやらないと卒業できないという仕組み。それについて御曹司はずっと「ボランティアってそうやって無理やりやらせて意味あるのか?」と屁理屈言ってますよ。まあそうだよね。私もちょっとそれは感じる。一体いつからこれが単位のひとつになったのか知らんけど。

大体、地元のフードバンクでお手伝いとか道端のごみ拾いとか、農園で収穫の手伝いとか。とにかく無料奉仕が条件。

 

で、ご存知うちは去年の5月から週1でマダム故郷の中学生たちとZoomを使っての英語での交流会をやってるんだけど、事前にハイスクールのボランティア担当の先生に主旨と目的を伝えてボランティア時間としてカウントしてもらえるように確認。コロナが収まったらムリかなあ~なんて思ってたのにもう年越ししたわ。とっくに最低限のボランティア時間は達成。

 

シニアになる前からずっと読んでいるブログでアメリカの大学受験のことを書いている方がいるのです。その方からコモンアプリケーションの書き方についてもアドバイスをいただいた。

 

「このコロナ禍、Zoomを使って海外の子たちとの交流会を思いついたアイディアが素晴らしい!そしてその活動が海外の新聞に掲載されたのも大変注目すべきこと」と言ってもらえた。素直に嬉しいです。

 

なるほど。確かに地元紙に割と大きく掲載された。その方のアドバイスは、コモンアプリケーションのAdditional という箇所にそのことを書く。その時に掲載された地元紙のキーワードも入れ込む。あとで大学側がそのキーワードを使って検索したらその記事が出てくるように工夫するというもの。目からうろこでした・・・そこまで全く思いつかなかったし。サイエンスフェアで入賞!とかロボティクスで州チャンピョン!、学業優秀で表彰とかたくさん書くことがある子はいいけど、うちなんてほんとなんもないし。このアドバイスをすぐに老陸から御曹司に伝言ゲーム。私が言うと「お母さん何も知らないくせに」となるのでね・・・ムカつくけど事実だ。

後で地元の教育長様が気を利かせて感謝状を送ってくれた、そのことも書き加える。「市からオフィシャルの感謝状をもらい活動を認めて讃えてもらえた」的な?その後の中学2年のクラス全体との特別イベントの様子と地元紙・市の広報誌掲載のことも。これしかやってないから!最大限活用です。

 

コロナ禍で手作りマスクを作って寄付した中学生とか色々なアイディアで地元や困っている人に貢献している子たちがニュースなんかでよく取り上げられている。島の女子高生グループはこの前チラシ配ってたんだけど、庭の落ち葉掃除でも芝刈りでもベビー・ペットシッターでも、なんでもやりますと。アフリカでは女子が高校へ行く機会が少ないから自分たちのボランティアで稼いだ寄付金をそこへ寄付してアフリカの女子の高校進学を手伝いたいという主旨。アメリカってこういうボランティアが普通のことになっているから抵抗なくやるんでしょうかね。これ日本なら「なにあの子、かっこつけちゃって」なんて言われてしまうのかな。落ち葉・・・確かにうちの前庭ひどいことなってる。頼んでみようかしら。

実家の母アキ子はボランティアで老人センターのお風呂の番台をやってます。日本だと老人がやるってイメージ?日本の高校生がボランティアってどういうことやるのかしら、

御曹司の友人たちは今ごろ焦って急に道端でごみ拾いしてるって。まあいいことよ。ソーシャルディスタンスでできるもんね。

 

この嬉しそうな顔ルンルン大好きだった赤坂美登利寿司~。次はいつ行けるの~。

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つづく・・・お次はリクルートについてです。え?もうおなかいっぱい?そういわないで最後までおつきあいくださいませ。

 

ミーシャの日々

ロープで遊んでいたのに次の瞬間首に巻いたまま寝てる。こんなあほさ加減もまたかわいいラブラブ

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