注意:前回に引き続き
知らないほうがいい事実が含まれています。

特に旦那さんや彼が東南アジア駐在の方は
読むのはオススメしません。

読まれる場合は自己責任でお願いします。


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私が中国広東省のある町へ初めて降り立ったとき、
それは日系企業の二次面接だった。


父より年上の初老の日本人役員の秘書。


そこでまず紹介されたのが、
20歳の中国人の愛人だった。


私はギョっとしたけど、
まぁ人のプライベートのことだし、
それほど気にすることはないかと思って
その仕事をやることになった。


それから私は、中国で
日本人駐在員がどんだけ遊んでるかを
身にしみるほど目撃することになり、
その事実が今でも私を苦しめるのです。



その中国の都市にいる間に、
日本人男性の遊びと言えば「カラオケ」
に行くことだと知った。


カラオケ=キャバクラ
小姐(Xiao jie)お嬢さん
という意味のこの言葉は
キャバクラ嬢もしくは風俗嬢を指す。


この前のブログ
にも書いたけど、日本人の駐在員は
カラオケ(キャバクラ)に行って、
カラオケ小姐(キャバクラ嬢)を
持って帰ることを

唯一の楽しみとしている人が多くて、
出張者の接待には、
最後は必ずカラオケでシメる。


*持ち帰りできないカラオケも
あるらしいですけどね。


奥様を連れて来た出張者が
カラオケで遊ぶ時間を作るために

できるだけ買い物で時間を潰せと
指令を受け、買い物に同行したこともある。



ある大手商社の若手が言っていた。

「中国での接待は異常だよ。
変な話、風俗なんて日本では
行った事なかったけど、

こっちでは同行するのも
仕事のうちだから。」


ちなみにその方は家族帯同で
駐在にいらっしゃってます。


そして旦那もちろんカラオケに行っている。

カラオケには行くけど
持って帰ったりはしない。


という言葉を信じているけど、

これだけ多くの人が、
当たり前のようにカラオケに行って、
当たり前のように買春して、
どのようにして信じられようと!?



中国人の小姐は田舎から出稼ぎに
来ている子が多いので、

楽して稼げたらラッキーくらいに
思っている。


店に出て、酒を飲んで
なんぼのキャバクラ嬢より
日本人の愛人になったほうが楽だ。


片田舎のキャバクラ嬢の給料は
月3万円ほどなので、


「3万円毎月あげるから愛人になりなよ。」

と日本人が言えば、
すぐに愛人になることでしょう。

日本人駐在員に3万円なんて
ちっぽけなもんだし。


3万円あげないにしても、
駐在員の立派な家に住めて、
生活費を出してくれて、

田舎でお金が入用だと言えば
お金をくれる人がいたら、
十分なんじゃないでしょうか。



中国人の愛人の間に隠し子が
居る人もいたりと、


もうモラルも常識もへったくれも
何もないんですよ。

立派な会社の役職付きの人がですよ。


愛人がいて当たり前。
そういう接待があって当たり前の世界。


中には、
ブランド物のバックを買い与えたり、
旅行に連れて行ったりと

かなり投資をされる方もいるようで。


そういう方に限って、
自分のやってることを正当化させたいのか

「発展途上国への募金みたいなもんだ」

とか

「本当にかわいそうな生い立ちで
育っているんだよ。」

とか

言えば言うほど、
自身の品格を下げるようなことを
発するのだ。



愛人を作ろうが、隠し子を作ろうが、
それが原因で熟年離婚しようが、
本当の子供に嫌われようが、

プライベートのことです。

私には関係ありませんから、
どうぞご自由になさったらいい。



でも、不貞というモラルに反している
ということを理解の上で、

コソコソやっていただきたい!



仕事だと思って付き合ってあげてる
お客さんだから接待してあげてる


でも本当は、

「こんなことして恥ずかしくないんかな
このおっさん。」


と思ってる人は結構多いですよ。


オーナーだからって
人事権のある立場だからって

愛人を社員として雇ったり、
愛人にすることを目的として雇ったり、

そういうことって周りの社員は
ちゃんと見てますから、

蔑みの目で見られますよ。

本人は浮かれてて
気づかないかもしれないけど。



日本だったら、と考えてみてほしい。

風俗嬢を愛人にしてると
会社で公言しますか?


その愛人を会社の人との
飲み会に連れて行きますか?


なぜ日本でタブーなことが、
中国で(または東南アジアで)
ここまでオープンにOKとされているのか


未だに理解ができないし、

それに甘んじてる男性たちが
非常に痛い存在だと思うのです。



日本人として恥ずかしいから
本当に止めてほしいわ。


やるならこそこそやれ!
エロオヤジ!!




中国でこの事実を知ってしまってから
常に葛藤です。


この話を何度彼としたかわからない。

私も仕事をしているから
接待の重要性はわかる。


でも、カラオケに行くのは
プライベートでいいんじゃないだろうか?



カラオケ行くのが好きな人が
理解し合える者同士、
お互いの趣味に合わせるように
行けばいいじゃないですか。


それを仕事の一部として強要したり、
接待の一部として認めたりする
モラリティのなさに、
私は愕然とするし、失望するのです。


持って行き場のない怒りを日々感じて、
モヤモヤしている人達がいることを
知って欲しいと思うし、


苦しんでる人達がいるということを
周知の上で、
お上品に遊んでもらいたいと切に願い、


今回あえて記事にさせていただきました。