※この感想文は元々拍手お礼の為にアップしていたものを少々手直ししたものです。
書いた当時とほとんど同じなのでラフな部分や失礼な部分もあるかもしれません。
何かございましたらご一報くださいませ。
- 徒然/寺島拓篤
- ￥3,240
- Amazon.co.jp
BLCD「徒然」を聴きました。
2010年12月3日発売 原作：トジツキハジメ
出演 寺島拓篤 小西克幸 保村真 川田紳司 松岡由貴 他
エ□漫画家・恩田とBL漫画家をしつつ、彼のもとへアシスタントとして通う相良。付かず離れずの関係を続け五年の月日が経ったある日、恩田への気持ちをついに抑えきれなくなった相良がとった行動とは一体……！？
小西克幸（恩田寛斗）×寺島拓篤（相良直樹）
保村真（リス）＋川田紳司（摂津）
これは・・・“×”で括って良いCDなのでしょうか！？
BL作品かと問われれば見紛うことなきBL作品です、と答えますよ。
恋愛感情もありますし、やっちゃった！？らしき描写もあります。
でも、恩田と相良と鹿野子＠松岡由貴さんが居て、いつも和気藹々としているのを聴いているのが楽しいCDという印象の方が強いです。（鹿野子もいいキャラなのでそういう意味でも楽しい！）
Hってあったの！？と悩んでしまうほどに薄い。
原作未読なので既読の方とは全然目線が違うのでしょう。
相良のキャラがとても好きだったので、ちゃんとしたHまで持ち込めなかったのがすごく残念です。（Hというのは一つの見方ですよ。せっかくもう少し待ってみようと六年も辛抱強く待っているのですから、それらしくまとめてあげても良かったんじゃないかな？そうしちゃうとチープかな。ですが、モノローグを聴いてると気の毒にすらなってきます・・・）。
全体的にはノリも会話のテンポも良くて、声優さんも楽しそうに演じてくださっているのがブクレやフリトからも伝わってくるので私の自由時間が無駄にならなかったです。
こういう作品ってけっこう嫌いじゃないぜ♪（←トラックタイトルをパクってみたｗ）
ブクレのトジツキ先生のレポートで、小西さんが「漫画王に俺はなる！」と冗談めかしておっしゃったというようなことが書いてあったのですが、それも聴ければもっとよかったです＾ｗ＾
恋愛面をお伝えするならば、BL作家として活躍しているらしいのに恩田に惚れてプロアシも並行して続ける相良が好印象。
全体を見渡せるキャラで、料理上手で、基本冷静に誰にでも平等なツッコミを入れられるのに、惚れた弱みなのか恩田のちょっとした言葉でズキュン！と貫かれちゃってる感じが見ていて可愛いです！キスされて耳まで真っ赤になっているのが更に可愛いですｗ
たくさんある二人の掛け合いはすごく楽しいですよｗ
（Hを）「やりました」「やってません」の繰り返し
↓
「やってなきゃいいんですか？」
「相良……」
「よしんばやってないとしても、5年間俺の心は蹂躙されてるわけなんですよ。ノンケで小汚いジャージ姿のおっさんエ□漫画家に俺のアシスタント技術を捧げ続けてやっとあんたの方もまんざらでもないと口を割らせるとこまで来たのに、情の一つも沸かんのですか」
（↑これを棒っぽく（棒では無いですが）一息で言いきってしまうところで寺島さん腕を上げたなあと思いました。（なぜか上から目線・・・））
（鹿野子登場で相良が恩田に）「妬いてます」「妬いてません」の繰り返し
おお！恋愛に変わっていくのか・・・！？
↓
「恩田さんって眼鏡取るとかっこいいねえ」
「俺はもう、見飽きたかな」
―六年だ。六年あれば小学生だって中学生になる。恋心が親心に変わり、介護に変わればときめきもクソも無い―
そっちかぁ・・・。不覚にも上の相良の言葉がちょっとグッとキてしまいました。
片思いさせている方は気付いているならその状況の居心地の良さにぬくぬくしとらんと、相手のことも少しは思ってみなさい！
な～んか恩田ってそういうキャラですよね。相良にモテてる事を嫌がってるわけじゃないく、けれど結論は出したくないし、おいしいご飯作りや仕事の進行を手取り足取りしてもらっちゃって・・・
憎めないんですけどね。ずるいですよね。
小西さんのだらけた男、とってもお上手ですよ＾ｖ＾こういうヒモ男が居たら世話したくなる女性って絶対居ると思います。
あと・・・何弁？なんか「～じゃ」「～してくれんと」「～しとったら」・・・
広島？？
こういうのが聴けるのも楽しい一因ですね！
KARA-AGE軍曹、リス、摂津、編集さんなどキャラがいっぱい出てきますｗ
マンションの一室にみんなが集まった時のカオスっぷりが好き！
みんな自由にテキトーにｗ仕事してる人も居れば遊んでる人も居て、気遣っていないようで実は見えない糸で繋がり気遣い合ってパワーを共有してる感じがすごく良かったです！
KARA-AGE軍曹・・・ｗｗｗ面白いので二度書きｒｙ（笑）
フリト後にあるリスと摂津の話も良かったですよ。
ギリギリで一線を画していますが、結局バイクに跨っちゃうということは相手を受け入れているということでは？
そういうアクション以外でも、聴いてる方も話の中の小学生でさえもわかっちゃうぐらい仲いいんですよ、ね。
川田さんも保村さんも完全な大人というより、ちょっと子供心も忘れていない立派な大人、を演じるのがお上手なので二人の微妙な関係性を第三者として見ているのが心地よかったです。
今月末の「子連れオオカミ」で川田さん受けが聴けるはずなので楽しみにしてますよｖ
せっかく寺島さんのちょぃクールな役が聴けたので、今度はぜひ＋α欲しいな。この感じでがっつり受けてくださったら萌えそうです。
私は寺島さん攻めに期待している人でもあるので、そのうち何かキャスティングされればいいなと思っていますよ。
