http://www.asahi.com/articles/photo/AS20161002001455.html
氷で足首冷やす羽生君。 足首大丈夫かな？
さて、今日は、羽生君のジャンプ構成について
私が、ちょっと思っていることを書きたいと思います。
オータムクラシック、羽生君のフリーのプロトコルです。
現在のジャンプ構成は
前半 <-- | --> 後半
4Lo 4S 3F | 4S＋3T 4T 3A＋2T 3A＋1Lo＋3S 3Lz
後半１．１倍の得点を得るために、高得点のクワドコンボは後半に持ってきています。
１．１倍のボーナスポイントがもらえますが、
コンボのファーストジャンプが転倒などで、セカンドがつけれなくなった時に
大きく得点を失うというリスクがあります。
で、
４Sコンボを前半の４Sと入れ替えたら、一体何点低くなるの？
と計算してみました。
こういう構成ですね。
前半 <-- | --> 後半
4Lo 4S＋3T 3F | 4S 4T 3A＋2T 3A＋1Lo＋3S 3Lz
10.5（4S単独前半） + 16.28（4Sコンボ後半） = 26.78
14.8（4Sコンボ前半） + 11.55（4S単独後半） = 26.35
その点数差は、0.43 でした！！
１点以下ですね。
この点数差なら、コンボ前半の方がよくないですか？
前半はまだ体力があるので
GOE多くもらえるジャンプ
が飛べる確率が高いと思います。
この点差は、GOEでひっくり返すこともできるはずです。
そして何より、コンボ抜けによる大きな得点損失のリスクを減らすことができます。
前半のコンボ抜けを、後半の単独４Sにセカンドつけて
リカバリーすることができますよね？
ボストンワールドでは、後半４Sコンボ転倒によりセカンドつけることができず
ジャンプ繰り返しにより
16.28 の得点が 4.09 になりました。
こちら２０１６ボストンワールドプロトコル。
４S+REP
「コンボ、リカバリできいない構成」で、まず思い出したのは
真央ちゃんのソチショート 
最後のコンボ入らなくて、大きな後れをとりましたよね。
なので、その後コンボの位置変えましたよね。
こういうことが起こらないとはかぎらないので
0.43ポイント低くなっても
リカバリできる、ミスを最小限に抑えられる構成でいった方がいいじゃないですかね？
いつも絶好調はありえないので、リスクマネジメントは重要になってきます。
その分、若干振付変えなくちゃいけないけれども。
確率によりますよね？
０．４３以下の差で
勝敗が決まる確率がどれだけあるのか？
０．４３以下の確率で勝敗が決まる確率 ＞ ４Sコンボ失敗確率
ですよね。
多分こんなことは、羽生君チームは、百も承知していると思うんですけどね・・・
悩ましい問題ですね。
カッコイイ表紙がもう来てます！！
フィギュアスケート日本男子 Glory Opening (DIA Collection) ムック – 2016/10/8
フィギュアスケートファン通信15 (メディアックスMOOK) ペーパーバック – 2016/10/8
それでは！！
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