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ソウスケは 核シェルター内の住民に 命令して 死んだ人間たちの 死体を 死人を 骨まで完全に焼却するための 焼却装置で 焼却しました。



今 この首都直下の 特殊な核シェルターに収容された 国家の要人たちとその家族の 約100名のうち 残っている人数は わずか40名だけでした。



陸軍大臣たちによる 拷問や 処刑で死んだ者 餓死や 不衛生な環境下で 病気などで死んだ者 そして 陸軍大臣 海軍大臣 空軍大臣たちの家族や 親衛隊たちが 死んでしまったのです。



残りは 40名・・・。



しかも 残っている核シェルター内の住民たちも 今までの 陸軍大臣たちからの 数々の虐待で 衰弱が 進んでいます。



もちろん・・・生き残った 陸軍大臣 海軍大臣 空軍大臣たちも 今では 生死の境です。



そんな中 最下位の階級に落とされても しぶとく生き残っていた 首相が しゃしゃり 出てきました。



「 君 よく頑張ったね。 残虐な 軍部は 崩壊した。 これからは 元首相である 私が この核シェルター内を 統治しよう。 いいね? 」 



まことに 勝手な 言い分だった。



そもそも ナショナリズムを 高揚させ 近隣諸国との チキンレースをしたあげく 世界大戦の 口火を切った この首相が 何を 言い出したかと ソウスケは 呆れてしまいました。



しかも 陸軍大臣たちに 奴隷扱いされて 素っ裸で 暮らしていた首相が 勝手に 自らが 復権しようと 言い出してきたのです。



ソウスケは 静かに 言い放ちました。



「 いいか。 もう一度だけ言う。 私が この 核シェルター内で 最高権力者にして 支配者の 「神」なのだ。 私が 絶対で その他の者は みんな 私の 僕(しもべ) であり 家来なのだ。 分かったら 引っ込んでいろ。 まだ いらんことを 言うようなら お前も 骨まで完全に焼却する あの 焼却装置で 焼却するぞ。 引っ込んでいろ。 」



そう言って ソウスケは 首相を 一喝しました。







( つづく )





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