人生意気に感ず「暗雲を払う明るいニュース。サイバー攻撃の現実。トランプの軽さ」 | 中村紀雄オフィシャルブログ 「元 県会議員日記・人生フル回転」Powered by Ameba

人生意気に感ず「暗雲を払う明るいニュース。サイバー攻撃の現実。トランプの軽さ」


◇暗雲を払って明るい陽光が広がったようだ。眞子様の婚約のニュース。このニュースが人々の心を明るくしている理由の一つは、相手の青年のキャラクターにあるだろう。25歳の小室圭さんは民間のどこにでもいる若者で、この点だけでも身近さを感じるが、大学時代の同級生で恋が自然に芽生えたらしいこと、真面目、誠実らしい雰囲気も安心感を与える。どこか風貌も似ているように見受けられる。健全なカップルの誕生は、非婚、晩婚、離婚という世の風潮に一石を投ずるのではないか。

 

◇眞子様は天皇・皇后直系の孫で、女系皇族の内親王。結婚すれば皇籍を離れる。同様の例は平成17年に結婚した内親王黒田清子さんに見られる。こちらは天皇・皇后両陛下の長女である。眞子様小室さんの前途には、全く違う環境で育った二人が心身を一つにして家庭を築いていくという困難もあるだろうが、若い勇気とエネルギーがそれを容易に乗り越えていくだろう。

 

◇世界各地で大規模なサイバー攻撃が起き、その手口から北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」の仕業かと疑われている。このラザルスは北朝鮮の意を受けて昨年2月、バングラディシュ中央銀行に攻撃を仕掛け、約92億円を盗んだとみられている。

 

 今回のサイバー攻撃では150か国の30万台以上が影響を受けたといわれる。前代未聞の新たなテロ行為である。現実と仮想がひとくるみになって世界が動いている感じだ。私たち市民を巻き込んでこの世界はどこへ向かっているのであろう。

 

◇トランプ大統領の軽さと危うさを示す出来事が相次いでいる。今度はロシアに高度な情報を漏らした疑いだ。ロシア外相等にIS(イスラム国)に関する「すごい情報」を漏らしたとされる。私たちの身近なレベルでも情報源を明かさないのが大原則だ。同盟国から得た情報を軽々しく伝えたとすれば、同盟関係を危うくし、対ISの作戦を危うくする。与党共和党の中からも大統領の資質を疑う声が出ているのは当然だ。トランプは直前にFBI長官を突然解任した。長官はロシアとトランプ陣営の不透明な関係を捜査していたのでその捜査妨害と批判されている。民主主義の根幹に関わること。民主主義の本家の威信を限りなく傷つけている。笑うのは誰か。(読者に感謝)