ある日の午前中
ライター記事を書きつつ
キッチンでは香り高く準備して
実験、実験。
ポルチーニ茸は高価なので
干し椎茸ほど頻繁には使わないけれど常備はある。
ポルチーニの代用で椎茸でも…と言われることも多く
実際どれだけの違いがあるか検証してみることに。
干ししいたけ
台所を思い出す嗅ぎ慣れた、
ほのかに夕暮れを思い出す甘く優しい香りと丸みのある印象。
(昆布を思い出すのは日本人だからか)
何やら爽やかさの酸のような香りがするのは気のせい?
初めて、嗅ぎ比べることで「酸」のような香りを感じた。
(乾燥材ではないような)
干しポルチーニ
色合いも然ることながら
ワインかのような複雑性に驚き。
干し椎茸には無い、
土の香りやコーヒー豆や黒豆の果皮をカリっとした時のような香ばしさまである。
熟成ワインのようだ、本当に。
両方並べていると、香りの強さはポルチーニに軍配。
本当に香るきのこだなぁ。
香り松茸・・味は??
嗅ぎ慣れているものの方が、香りが取りにくい。
干し椎茸の香りが表現しづらい。
お米とともに。
1/4合の米を、戻し汁と塩小さじ1/4で煮る。
醤油を入れたかのような色合いだが、
ポルチーニはそのままでコクも渋味も苦味もある。
醤油のような醸造された香り。
ただ、あの香りほど味が濃くない。
比べた椎茸に驚いた。
香り以上に味わいが広がる。
噛みしめた口の中に香りが充満。
甘みと旨味が口いっぱいに。
肉厚だものね。
ポルチーニは男性的、椎茸は女性的
そんな感覚。
ブルゴーニュ、ボルドー…
干されたキノコの話がワインになってしまいそう。
Norikostyleはおうち実験の固まりです…♪
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