死ぬ場所
母宅とは別で繁本家は西七条にあります。
12日はホームパーティでバタバタ。
13日は大阪営業、クイック挨拶でバタバタ。
ようやく3日目にして挨拶に行けました(-"-;A
ここにはお婆ちゃんと養女まあちゃん2名+犬3頭がいます。
お婆ちゃんとは血の繋がりはないのですが
何気に私を1番理解してくれている頼もしい味方。
お婆ちゃんは亡きおじいちゃんの4番目の奥さんで
爺に見初められた時点で人生が180度変わり
爺のために生きてきた人です。
(ちなみに私は2番目の婆の孫)
今でも、のろけられるので正直羨ましいと思う。
そんな風に一途に誰かを愛したり
人生を変えられるほど誰かに愛されたりするのだろうか?
爺が亡くなる時
「病院でなく、おばあちゃんやまあちゃん、犬たちと一緒に
庭を見ながら畳の上で死ねるのは嬉しい」
と、おばあちゃんにお礼を言ったそう。
爺を最期まで看病した婆。
その婆が
「今までずっと後ろをみる間もなく走り続けてきたから
ご褒美に死ぬ場所は自分も作りたい」
と言って、庭をリニューアルしていた。
私の知る限り、初めて自分にお金を遣ったんじゃないかな。
それだけ家族のため、人のために生きている人。
「婆も爺が見た景色を楽しみながら死にたいんだ」
人は皆いずれ死ぬ。
その自然の摂理に逆らうことはできない。
辛いけれど、死ぬ場所を作れる人は幸せなんだろうなと
複雑な気持ちで婆の気持ちを受け入れることにした。
私が婆にできること。
それは時間をつくり、会いに来ること。
そして婆やまあちゃんの生活をサポートすること。
家族すら守れなくて、会社を守れるかぁぁ!
婆が元気なうちに朗報をもたらせる様
また新しい週へのパワーがみなぎる繁でした。