弦を切ってみました∑(ﾟДﾟ)

バイオリンの弦って、どういう構造なのか知ってますか？

この前、生徒さんの弦がザラザラしてしまったので交換してもらいました（自分で弦交換できる小学生の生徒さん）

そしてザラザラしてしまった古い弦は、スペアの弦としても使えないので捨ててしまうしかありません…

せっかくなので使えなくなった弦を

「ハサミで切ってみよ〜」

ということでチョッキン

（この弦の最後のお役目）

中からワサワサしたものが

そう！弦を切るとわさおが出てくるんです

この弦の種類は『ドミナント』

なのでナイロン弦になります。

そして『A線』

なのでアルミ巻きになります

なんのこっちゃという感じかもしれませんが、バイオリンの弦は主に…

①ガット弦

②スチール弦

③ナイロン弦

の3種類があり、それぞれ音量や音色、音程の安定感、弦の寿命、楽器との相性など違いがあります。そして奏者は好みの弦を選んで楽器に張っていくわけですね

①ガット弦

羊の腸からできている繊維に金属を巻きつけた弦

②スチール弦

中の芯も巻き線も金属

③ナイロン弦

合成繊維に金属を巻きつけた弦

ということでわさおの正体は合成繊維でした

使えなくなってしまった弦がお家にある方は、1回切って分解してみると勉強になりますよ〜

ちなみに弦交換の時期は、弾く頻度にもよりますが趣味で楽しんで弾いている方でしたら半年〜１年に1回くらいでしょうか

あとは、発表会やコンクールがある方はその弦のベストが当日にくるように逆算して張り替えるといいと思います

そしてなぜ弦がザラザラになってしまうかというと、芯の周りに巻いてある金属がほつれてしまうわけなのです

私も昨日、分数楽器の弦が届いたので張り替えなきゃな〜

↓袋にもシルバーだアルミだスチールだって書いてありますね（こちらはヴィジョンの弦です）

E線は特に錆びやすく、黒くなってしまうので、楽器を弾いたあとはしっかり拭いてくださいね

日曜日、幸手駅に向かって歩いてる途中で虹を発見

もう日没の時間で消えかかっていて30秒後には見えなくなってしまいました

でも久しぶりの虹、見れて良かった

♪タカス音楽教室♪

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