《兄弟仲良く》オオササギとウジノワキイラツコ 3 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

「オオササギ兄上も一緒に学びましょうよ」

ウジノワキイラツコはオオササギ王に何度も声をかけるのですが、兄はその度微笑んで、辞退したのです。

「外国の新しい学問を学ぶのは大切なことだ。しかし、私はこの国のことを思いたい。国の民が貧しい時に、国の外に目を向けてもせんないことだ。だから、私はこの国の学問をもっと深く学ぼうと思うよ」
と。

こうして、オオササギとウジノワキイラツコは、全く違う知識・学問に深い造詣を表すことになっていくのですが、二人の皇子は、そのことをお互いに「頼もしい」と思うのでした。

ウジノワキイラツコはオオササギに、こう言ったことがあります。
「オオササギ兄上、多分あなたが次の天皇でしょう。あなたの仁と徳は、国を潤わせること間違いありません。私が進取の精神でもって補佐し奉りたいのですが、兄上は、私をお側においてくださりますよね?」

オオササギは、
「そんな先のことを言うものではない」
と笑うのですが、それでももし、自分が天皇となった日には、この弟がどれだけ頼りになるか、と考えるのでした。

しかし、父である応神天皇の考えは違っていたのです。


お悩み大募集!!
日本の神様に相談してみたいことはありませんか?
なにせ神様のこと。
人間とはちょっと感覚が違うこともありますし、時代感覚もズレているかもしれません。
もしかしたら、全然参考にならないかも……………

でも、「この神様なら、どんなアドバイスをくださるか聞いてみたい!」という方は、ぜひ相談をお寄せください。

お待ちしています!!





ポチっとお願いします

↓↓↓

にほんブログ村 歴史ブログ 神話・伝説へ