昨日は、これまたECMの典型アーティスト、Tomasz Stanko氏のライブを、セッションでもお馴染みA-Traneに見に行ってきました。

9月終わりのJan Garbarek氏のライブを始め、こういったECMアーティストのライブを見る機会が圧倒的に多いのもヨーロッパの特長ですね。僕個人としては涙が出る程嬉しいです!何せ、憧れているECMのアーティストの生の音、質感、演奏を聞ける絶好の機会ですからね。


ライブ自体は、ちょっと前にリリースされたCDのツアーの一環らしく、メンバーもそのCDと同じ、曲目もほとんどそのCDからのが中心となっていました。
このCDがまた結構変わっていて、トランペット、ピアノ、エレクトリックギター(テレキャスター+エフェクター沢山)、エレクトリックベース(フェンダーのプレベ4弦のピック弾き)、ドラムといったカルテットで演奏されています。今回のライブも勿論そのメンバーだったので、パッと見た感じだとどこかのエレクトロニクスのバンドのように見えます。笑

ライブでの演奏環境はCDとは違うとはいえ、Stanko氏のトランペットの音色はCDの質感と同じものでした。演奏、楽曲、アレンジもかなり個性的なのですが、ちゃんと自分のプレイスタイル、音色を持っているミュージシャンは見ていて気持ちいいです!


この日はとても盛り上がって、2セット終わった後にダブルアンコールにも答えてくれました。
アンコールの最初の曲に、先日パーティーギグ用にトランスクライブしたRosemary's Babyを演奏してくれた時はちょっと感動しました。僕的にはこの曲がこの日のベスト。



世界観を持っているアーティストはひと味もふた味も違う!すごく刺激を受けて、色々なインスピレーションが湧いてきました。
いや~、ヨーロッパ良いなぁ!